NECネッツエスアイは5月16日、ナムコが北海道札幌市西区のショッピングセンター「5588KOTONI」内に6月8日にオープンする「ナムコあそベース」向けに、「無線LANタグを利用した位置情報システム」を提供したことを発表した。
施設内に4台設置されたタッチパネル式のモニタから、子供が身に付けた無線LANタグの番号を入力することにより、保護者が「ナムコあそベース」のどこに子どもがいるのかいつでも簡単に確認できる。無線LANタグは、電池を内蔵したアクティブタイプ。重さは35グラムでリストバンド式のため、子どもが違和感なく身につけることができる。
同システムは、来場者の導線管理や来場者分析などのマーケティングツールとして活用するなど、子どもの位置を探知する以外にも利用可能だという。
関連記事
- ロボットと一緒にお買い物――テムザックとNTT Comが実証実験
テムザックとNTTコミュニケーションズは、自律動作型サービスロボットの実証実験を実施する。NTT Comの電子タグ基盤とテムザックのサービスロボットを活用。ロボットが買い物に同行し、案内役&荷物持ちになる“ショッピング支援”などを検証する。 - KDDI、RF IDリーダー搭載の携帯を開発
KDDIは、RF IDを読み取り可能な業界初の携帯を開発したと発表した。パッシブタグ用と、アクティブタグ用の2種類。今後実証実験を行うという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.