速報
東名、中央道などのSAでEdy導入、ポイントシステムも
東名・名神、中央道などを擁する中日本高速道路が、2006年度中にEdyを導入することでビットワレットと基本合意した。Edy機能を搭載した会員カードを発行、ポイントシステムを提供する。
ビットワレットは5月18日、中日本高速道路との提携について基本合意したと発表した。中日本高速道路が運営するサービスエリアで電子マネー「Edy」決済を導入するほか、同社が発行を予定している会員カードへEdy機能を搭載するという。
中日本高速道路は、東名・名神、中央道などの重交通路線を擁し、162カ所のサービスエリアを管理・運営している。同社では2006年度中に、新しく会員カードを発行予定で、そのカードにEdy機能が搭載される見込みだ。Edy連携のポイントサービス・特典の提供も検討しているという。
また、サービスエリア内の店舗でEdy決済を導入するほか、Edy対応の自動販売機・自動食券機を設置し、高速道路内のキャッシュレス化促進と、利便性の向上を目指す。
高速道路内のSA・PAにおける非接触IC決済の導入例としては、西日本高速道路が4月1日より、Edy、QUICPay、iD、スマートプラスの4種の決済方式を導入する実証実験を行っている(4月4日の記事参照)。中日本高速道路ではEdy以外の決済方式の導入について「他の方式についても可能性はあるが、今の時点ではお答えできない」としている。
関連記事
- 九州のSA・PAで、4種類のFeliCa決済を体験してきた
九州エリアのサービスエリア・パーキングエリアで、Edy、iD、QUICPay、スマートプラスの実証実験が始まった。4方式の特徴、違いを体験するとともに、非接触IC決済への現場の声を聞いてきた。 - 高速道路のSAでFeliCa決済4種を実験導入
九州エリアの高速道路SA・PAで、Edy、iD、QUICPay、スマートプラスの導入実験が始まった。4月2日にはイベントが行われ、4社がロードサイド小額決済市場への期待感を話した。 - 九州エリアの高速道路で、電子マネー4種の実証実験
4月から九州エリアの高速道路内SA・PAで、小額決済システム導入効果を見る実証実験が行われる。導入されるのは、Edy、QUICPay、iD、スマートプラスの4種。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.