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アプリックス、クロスプラットフォームの新BTOソリューションを発表

アプリックスは、Linux/BREWの両方でソフトウェア部品を共用できるソリューションを開発。複数事業者向けに端末を作るメーカーに提供する考えだ。

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 アプリックスは5月18日、携帯電話のソフトウェア構築をビルド・ツー・オーダー (BTO) で実現する、新しいトータルソリューションを発表した。

 アプリックスはLinuxをベースとする携帯電話向けミドルウェアを開発しているが(2005年11月30日の記事参照)、新たに米QualcommのBREWプラットフォームをベースとするミドルウェアの開発を開始した。マルチプラットフォーム、マルチベンダーの実現を目指す。

 このトータルソリューションを利用すれば、端末メーカーは、異なるプラットフォーム用の携帯電話を開発する際に、ソフトウェア資産の再利用性を向上させると共に、幅広いサードパーティ製ソフトウェアから、最適なコンポーネントを自由に選択できるようになる。携帯電話向けに最適化されたソフトウェア部品群から、全ての機能をBTOで構築することにより、多様化・高機能化する通信事業者の要求仕様へのタイムリーな対応を実現するという。

 第1段階として、同社はLinuxおよびBREW/MSM向けのレファレンス・インプリメンテーション (RI) を並行して開発しており、RI間では通信事業者仕様を意識することなく、顧客のニーズに最適なソフトウェアモジュールの選択、入れ替えが可能だ。

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