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日本HP、FeliCa対応次世代サーバを提供

次世代FeliCaチップに対応した、決済や交通、電子錠などFeliCaを利用したシステム構築向けのサーバを日本HPが8月から販売する。

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 日本ヒューレット・パッカードとフェリカネットワークスは5月31日、FeliCa対応次世代サーバに関するライセンス契約を結んだことを発表した。日本HPはFeliCaに対応した次世代サーバ「HP IC-Chip Access Server for FeliCa」を開発、8月より販売を開始する。

 HP IC-Chip Access Server for FeliCaは、決済や交通、会員証サービス、電子錠など、FeliCaを利用したシステムを構築するためのサーバ製品。ソニー・東芝・ルネサステクノロジが製造する次世代FeliCa ICチップ(5月29日の記事参照)と連携し、従来よりも多くのトランスザクション処理を可能にしている。機密データの解読を困難にさせるため、データ解読の鍵を補完するためのハードウェアセキュリティモジュールを採用している。また、Javaのアプリケーションフレームをベースにしたアーキテクチャになっており、効率的な開発ができるのも特徴。通信業者向け製品と一般事業者向けの両製品を用意している。

 なお日本HPでは、同サーバとFeliCaを利用したシステム構築のため、日本オラクル、アイアイジェイテクノロジー、NTTデータ、NEC、日立ソフトウェアエンジニアリングと協調し、マーケティング活動、サービスメニューの整備・検証、営業活動などを共同で行っていくとしている。

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