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NEC、Suica向けに電子チケット・会員証サービスソフトを納入
NECは、FeliCaを利用したサービスを提供するための基盤ソフト「LightHolder/FeliCa」をJR東日本に納入した。モバイルSuicaサービスに利用される。
NECは6月9日、東日本旅客鉄道のモバイルSuicaサービスを支える情報システムに、モバイル電子チケット・会員証サービス基盤ソフト「LightHolder/FeliCa」を納入したことを発表した。
LightHolder/FeliCaは、FeliCa搭載携帯電話を利用したチケット、クーポン、会員証などのサービス提供を短期間で実現可能にする基盤ソフト。NECでは、モバイルSuicaサービス向けに、Suica用の機能を強化したバージョンのLightHolder/FeliCaを提供している(2005年12月8日の記事参照)。
定期券やグリーン券購入の際など、サーバアクセス時に、携帯電話側で行なう表示や処理の内容を自動的に更新できるほか、携帯アプリケーションの開発に関する専門知識がなくても、HTMLに似た簡易なXML言語により、携帯アプリケーションを構築することができる。
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