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米携帯向け音楽サービス、2010年にはPC版しのぐ可能性も
IDCの予想によれば、米国の携帯電話向け音楽サービスのユーザーは2010年に5000万人を突破し、オンライン音楽サービスのユーザー数を上回るかもしれない。
IDCが6月15日発表した予想によると、米国の携帯電話向け音楽サービスのユーザーはサービス登場から5年後の2010年には5000万人を突破し、販売額も10億ドルを超す見通しだ。
携帯向け音楽サービスのユーザー数は、今年末までにオンライン音楽サービスのユーザー数の約半分に達し、2010年までにはこれを上回るかもしれないとIDCは予想している。
同社が実施した調査で回答者の22%は、自分が利用しているキャリアがサービスを開始すれば3カ月以内に少なくとも1曲を購入すると答えた。
今のところメーカーからの音楽対応携帯の提供は限定的だが、2010年には米国で出荷される携帯のうち60%近くは音楽対応になる見通し。1曲当たり約2ドルという価格が現実的な相場として浮上するだろうと予想している。
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