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阪神高速PAに「iD」導入を開始──7月1日から
電子マネー対応が進む、高速道路のサービスエリア/パーキングエリア。阪神高速道路のPAは7月1日より、ドコモ+三井住友が進める「iD」の取り扱いを開始する。
三井住友カードは6月27日、阪神高速道路および阪神有料道路サービス協会と連携し、阪神高速道路の売店のあるパーキングエリアにおいておサイフケータイを利用したクレジットサービス「iD」(2005年11月8日の記事参照)の取り扱いを7月1日より開始すると発表した。
ケータイクレジット「iD」は、おサイフケータイを読み取り端末にかざすことで、サインレスで買い物・キャッシングが行えるクレジットサービス。ドコモと三井住友カードが推進しており、FOMAのおサイフケータイで利用できる。
高速道路パーキングエリアでの取り扱い開始により、ユーザーは100円程度となる小額の利用でも小銭を出し入れする煩わしさがなく、迅速に決済できるメリットが生まれ、各売店にとってもレジの混雑緩和や支払い方法の多様化による来店客数の増加と利用促進を図れるとしている。
利用可能予定のパーキングエリアは京橋PA(東行)、京橋PA(西行)、中島PA、朝潮橋PA、泉大津PA(海側)、泉大津PA(陸側)の計6カ所。
高速道路のSA、PAでは、FeliCaを利用した電子マネーやクレジット決済サービスの導入が進んでいる。九州エリアでは4方式の実証実験を行っているほか(4月4日の記事参照)、中日本高速道路はEdyの導入を決定しており(5月18日の記事参照)、東日本高速道路も年度内にスマートプラスを導入すると見られる。
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