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東急グループの共通ポイントが、PASMOのバリューへ移行可能に
東急グループ系列の店舗で提供しているTOKYUポイントを、2007年3月から導入予定の共通乗車券「PASMO」のバリューとして移行できるようになる。
東京急行電鉄と東急カードは7月3日、東急カードが発行するカード「TOP&(旧:東急TOPカード)」で貯めたポイント(TOKYUポイント)を、首都圏に導入される共通乗車券「PASMO」(2005年12月21日の記事参照)へ移行できるサービスを行うと発表した。PASMOの導入に合わせ、2007年3月から実施する。
TOP&は、東急グループ各社が実施している各種割引優待制度を統一したTOKYUポイントを貯めることができるポイントカードで、クレジット機能付きと現金専用カードの2種類がある。利用金額に応じてポイントが貯まり、1ポイント1円として加盟店で利用できる。2006年6月末で、加盟店数は約450店。
PASMOは、現在関東の私鉄各社で利用できるパスネットと、東京・神奈川・埼玉・千葉のバス各社で利用できる「バス共通カード」の機能を合わせた非接触ICカード。事前にお金をチャージして利用するプリペイドタイプのカードで、乗車券機能の他に、電子マネー機能も備える。JR東日本のSuicaと相互に互換性を持つ予定。
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