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モバイルビジネス市場は前年比39パーセント増加の7224億円
総務省は、平成17年分のモバイルコンテンツ産業構造実態調査の結果を発表した。モバイルビジネス市場は7224億円で、前年と比較して39パーセント、2028億円の増加となっている。
総務省は7月18日、平成17年分のモバイルコンテンツの産業構造実態に関する調査結果を発表した。
携帯電話インターネットの公式サイト上で展開される、モバイルビジネスを対象として実施したもの。調査は、総務省の委託を受けてモバイル・コンテンツ・フォーラムが実施した。
同調査によれば、2005年のモバイルビジネス市場は7224億円で、前年と比較して39パーセント、2028億円の増加。そのうちモバイルコンテンツ市場は前年比21パーセント増の3150億円、モバイルコマース市場は前年比57パーセント増の4074億円と、特にモバイルコマース市場の伸びが顕著となっている。
モバイルコンテンツ市場では「着うた系」「モバイルゲーム」の拡大は続いているが、「着信メロディ系」では前年比マイナス10パーセント、119億円の減とやや縮小している。モバイルコマース市場では、「トランザクション系」が昨年より倍増しており「物販系」「サービス系」もそれぞれ拡大が続いている。
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