ドコモ、セキュリティを強化する「ビジネスmoperaあんしんマネージャー」を提供
ドコモは8月1日から、企業向けのネットワークサービス「ビジネスmopera」に、セキュリティを強化する新管理サービス、「あんしんマネージャー」を追加する。
NTTドコモは7月26日、企業向けに提供しているネットワークサービス「ビジネスmopera」に、おまかせロックや電話帳削除、iモードの設定変更などが行える機能を提供する「ビジネスmoperaあんしんマネージャー」を追加すると発表した。サービスの申し込みは8月1日から受け付ける。
ビジネスmoperaあんしんマネージャーは、ドコモに電話をするだけで端末の各種機能を遠隔ロックできる「おまかせロック」の操作、「電話帳お預かりサービス」を利用して端末内の電話帳データを削除したり、グループ内共有電話帳の設定とダウンロードなどができる電話帳操作、そしてメールアドレスの変更や迷惑メール対策の設定、iモードパスワードの変更、オプション設定など、iモードの設定を変える操作が、管理用のWebサイト上で行えるサービスだ。企業名義の端末を社員が紛失した際にも、重要なデータを保護したり、個人情報が記録された電話帳を削除したりできる。
このサービスは、同一名義で「一括請求グループ」を組んでいる回線を対象に提供する。料金は1グループあたり1050円の月額基本料金がかかるほか、各回線ごとにおまかせロックの操作1回につき315円と、電話帳操作に1か月あたり105円かかる。iモード設定の変更は無料行える。なお、このサービスを利用するには、端末側が「おまかせロック」や「電話帳お預かりサービス」に対応している必要がある。
申し込みは、ドコモの法人営業担当に問い合わせするか、ドコモビジネスプレミアムクラブのWebサイト(http://www.docomo.biz/html/bpc/)にアクセスして必要情報を送信すればよい。
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