ACCESSのALP、仏Orangeの認定プラットフォームに
ACCESSのACCESS Linux Platformが、仏Orangeの携帯電話向けプラットフォームに認定された。同プラットフォームが通信オペレーターに認定されるのは初めて。
ACCESSは8月14日、同社のLinuxベースの携帯向けプラットフォーム「ACCESS Linux Platform」(以下、ALP)が、仏の通信オペレーター「Orange」の携帯向けプラットフォームに認定されたと発表した。ALPが通信オペレーターに認定された最初の事例となり、両社はALP上でOrangeの独自サービスを提供できるよう最適化されたアプリケーションパッケージを開発する。
開発したLinuxベースのプラットフォームは一括で端末メーカーに提供する。これにより端末メーカーは、ALPベースのOrange端末を短期間で開発できるようになる。なお、ALPを搭載したOrange端末のリリース時期についてACCESSは未定としている。
ACCESS、開発者を支援する「ACCESS Developer Network」を立ち上げ
ACCESSはまた、同社の子会社PalmSourceと共同で、ALPベースのLinuxアプリケーション開発をサポートするオンライン支援ツール「ACCESS Developer Network」(ADN)を提供すると発表した。
ADNでは、Palm OSおよびALPのアプリやサービスの開発に関わるトレーニングや開発、テスト、認証、製品マーケティング、販売など、製品開発全般を支援する。携帯向けLinuxに関わる開発者や通信キャリア、端末メーカー、サービスプロバイダーらが効率よく端末やサービスを提供できる環境作りを目指すもので、PalmSourceディベロッパーコミュニティの延長線上に位置付けられるという。
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