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シャープ、W-ZERO3[es]のソフトウェアバージョンアップを公開
シャープがW-ZERO3[es]のソフトウェアをバージョンアップするプログラムを公開した。W-ZERO3メールの処理改善などを行う。
シャープは8月24日、QWERTYキーボード搭載のWindows Mobile端末「W-ZERO3[es]」(WS007SH)のソフトウェアバージョンアップを発表した。最新バージョンは1.01aで、シャープのW-ZERO3サポートページで公開されている。
アップデートの内容は、W-ZERO3メールの処理の改善とキーボード入力動作の最適化、それに動作安定性の向上の3点だ。
W-ZERO3メールの処理改善では、Eudoraと添付ファイル付きのメールを送受信すると添付ファイルが消えてしまう場合があったのを修正。またキーボード入力動作を最適化することで、入力処理スピードを向上させ、あまりに速くキー入力をするとすべての入力が拾えない場合があった点を改善した。
バージョンアップは、プログラムをW-ZERO3[es]に直接ダウンロードして実行する方法と、PCでダウンロードし、ActiveSyncでW-ZERO3[es]に転送して実行する方法が選べる。アップデートソフトは2.72Mバイトあるので、W-ZERO3[es]で直接ダウンロードすると場合によっては10分以上かかる可能性があるので注意したい。またアップデートプログラムの実行には、W-ZERO3 [es]のデータ記憶用メモリに、miniSDカードがある場合10Mバイト以上、miniSDカードがない場合13Mバイト以上の空き領域が必要になる。
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