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「統合型」携帯端末の世界出荷台数、過去最高の1930万台
調査会社IDCでは、スマートフォンなどの統合型携帯の出荷台数は増加を続け、年間で1億台近くに達すると見ているという。
調査会社の米IDCが9月12日に発表した統計によると、スマートフォンやBlackBerryといった「統合型携帯端末」の2006年第2四半期(4〜6月期)の世界出荷台数は、前年同期比42.1%増で、過去最高の1930万台に達した。IDCでは、今後も出荷台数は増加を続け、2006年合計では1億台近くに達すると見ている。
メーカー別出荷台数では、フィンランドNokiaが900万台で首位。2位は米Motorolaで、前年同期比で212.5%増の170万台を記録した。3位は加Research in Motion(RIM)で130万台。1〜3位がぞれぞれ出荷台数を伸ばした一方、4位の松下電器産業の出荷台数は前年同期比16.5%減の120万台。5位には、2005年末に製品を投入したシャープが入った。
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