5分で分かる、今週のモバイル事情 :9月16日〜9月22日:
KDDIは、G'zOne W42CAとよく似たビジネスタフケータイと、法人向けプッシュ・ツー・トークサービスを発表。ドコモは法人向けにBlackBerryを販売する。東京ゲームショウ2006では、903iシリーズで対応予定のメガゲームを試遊できる。
KDDI、ビジネス携帯「E03CA」とプッシュ・ツー・トーク「」を発表
KDDIは9月20日、ビジネス向けのタフネスケータイ「E03CA」を発表した。auブランドのビジネスケータイ第3弾という位置付けで、12月より発売を開始する(9月20日の記事参照)。
E03CAは、auの夏モデルとして登場した「G'zOne W42CA」をと同時期に開発したモデル。W42CA同様にIPX7相当防水機能をもつほか、バッテリーパックを大容量化し、高度なセキュリティ機能を搭載するなどビジネスユースに特化した機能を備えている。
またE03CA向けに、法人用サービス「Business Messenger」(9月20日の記事参照)を提供する。Business Messengerはau版のプッシュ・ツー・トークで、パケット通信網を利用し、半二重で1対nで会話を行える。同社の「Hello Messenger」(2005年10月24日の記事参照)と同様、会話をしながらテキストや画像などを送ることができる。
東京ゲームショウ2006に“メガゲーム”が登場
9月22日より、千葉県の幕張メッセで「東京ゲームショウ2006」が開幕した。携帯向けゲームも多数展示されており、ドコモ、au、ボーダフォンの3キャリアがそれぞれブースを設けている。
注目は、「メガiアプリ」の仕様に準じた携帯向けゲーム「メガゲーム」。東京ゲームショウの会場では、実際にメガゲームを試遊することができる(9月22日の記事参照)。メガiアプリは現在のiアプリの仕様を拡張したもので、まだ発表前のドコモ「FOMA 903i」シリーズ以降の機種で対応する(9月15日の記事参照)。
ドコモ、法人向けに「BlackBerry 8707h」を発売
NTTドコモは9月16日、加RIM製のモバイル情報端末「BlackBerry 8707h」を9月26日から発売すると発表した。法人向けのみの販売で、コンシューマー向けの店頭販売は行わない(9月19日の記事参照)。
BlackBerry 8707hはQWERTY配列のフルキーボードを備えた端末で、企業内サーバのメールを送受信したり、イントラネットのサーバにアクセスしたりできる。端末は日本語化されておらず、カメラは非搭載。iモードサービスにも対応しない。
ウィルコム、「Pic@nic」を終了し「My WILLCOM」を開始
ウィルコムは9月19日、オンラインサポートサイト「Pic@nic」を終了し、新サービス「My WILLCOM」に移管すると発表した(9月19日の記事参照)。10月3日より展開する。
Pic@nicは、ユーザーが利用時間や利用料金などを確認できるサービス。My WILLCOMではPic@nicで提供していたサービスに加え、請求書統合の申込み/修理受け付けなどの機能も追加する。
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