韓国Samsungの米国法人Samsung Telecommunications Americaは10月5日、携帯電話のエチケットに関する米国での調査結果を発表した。西海岸のユーザーは比較的エチケットにうるさいが、マナーを守っていると自認する人の比率も、他地域よりも高いという。
調査によると、レストランで携帯電話を使用してもいいと考えているユーザーは、34%に上った。一方、映画館や授業中の携帯電話使用となると、この数字は10%以下。最初のデートでの携帯電話使用については、11%が「OK」と回答している。いずれの場合も年齢層が低いほど、携帯電話の使用に「寛容」な回答をしている。
携帯電話エチケットについては、57%のユーザーが「自分は周囲にとても気を遣っている」と回答する一方、51%がほかのユーザーは「あまり周囲を気遣っていない」と評価している。
地域別に見ると、「時と場合によっては携帯電話の利用を控えるべき」と考えている人は、西海岸では回答者の65%に上り、他地域(56〜60%)を上回る。自身のエチケットに対する評価も同様で、「周囲にとても気を遣っている」との回答は西海岸で62%と、他地域(53〜58%)よりも多かった。
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