番号ポータビリティ利用意向は8.9パーセント――C-NEWS
インフォプラントは10月19日、同社が提供する生活者情報マーケティングデータサービス「C-NEWS」で実施した「番号ポータビリティ」に関する第2回調査の結果を発表した。
インフォプラントは10月19日、同社が提供する生活者情報マーケティングデータサービス「C-NEWS」で実施した「番号ポータビリティ」に関する第2回調査の結果を発表した。9月に実施した第1回調査の集計対象者に対し、10月13日から16日まで調査を行ったもので、有効回答数は1300人。
番号ポータビリティの利用意向は、「事前予約キャンペーンに申し込んだ」が前回より0.1ポイント増の0.4パーセント、「変更したい」が0.3ポイント減の8.5パーセント。これに対して、「変更したくない」は5.5ポイント増の70.2パーセントとなり、「分からない」が5.3ポイント減の21パーセントとなった。
115名の番号ポータビリティ利用希望者に対し、前回同様、どのキャリアに変更したいか聞いたところ、auという回答が半数を占める優勢な状況に変化はないが、ソフトバンクが4.6ポイント増の19.1パーセントとなり、前回から横ばいのドコモに並びかける結果となった。
キャリアを変更したい理由について、複数回答形式でたずねたところ、ドコモユーザーでは48.1パーセントが「基本使用料を抑えたい」、40.7パーセントが「月額利用料全体を抑えたい」と回答した。KDDIユーザーでは、「気に入ったデザインや色の端末を使いたい」と「通話料金を抑えたい」が、同率の1位。
ドコモユーザーとKDDIユーザーの主な変更希望理由が、料金と端末デザインであるのに対し、ソフトバンクのみは「通話・通信エリアに対する不満」が2位と3位にランクインしている。
なお、第1回と第2回の調査の間に「ボーダフォン」が「ソフトバンク モバイル」に社名を変更している。そこで、ソフトバンクに対する消費者のイメージを聞いたところ、前回と比較して「若者向き」が5.2パーセント、「学生向き」が16.8パーセントで、1.3〜2.7ポイントの減。逆に、「ビジネスマン向き」が12.3パーセント、「大人っぽい」が9.2パーセント、「都会的」が18.7パーセントと、1.2〜1.4ポイント増加している。なお、ボーダフォンの特徴であった「国際的」イメージは4.3ポイント減少した。
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