番号ポータビリティーに関するアンケート結果を公開──KLab
KLabは10月23日、番号ポータビリティー制度に関する緊急アンケート調査の結果を発表した。調査は10月19日から20日まで、携帯共通ポイントネットワーク「ケータイコイン」のユーザーを対象に行われた。
KLabは10月23日、番号ポータビリティー(MNP)制度に関する緊急アンケート調査の結果を発表した。調査は10月19日から20日まで、携帯共通ポイントネットワーク「ケータイコイン」のユーザーを対象に行われた。有効回答数は3614人。
今回の調査によれば、MNPを利用してキャリアを変更したいユーザーは全体の8パーセントとなった。同社が2005年11月に行った調査では、12パーセントのユーザーが「変更したい」と回答しており、これと比較すると4パーセントの低下となる。MNPに向けた各キャリアの顧客囲い込み戦略がある程度成功していること、価格競争が期待されていたものの、時期がずれ込んでしまったことが原因だろうと推測されている。
キャリアを変更しない理由は、「今使っている携帯に満足している」が49パーセントで最多。「これまでの割引サービスやポイントが使えなくなる」が27パーセント、「これまでのメールアドレスが使えなくなる」が16パーセントと続き、2100円の手数料や事務手続きなどを理由にするユーザーは、全体の8パーセントと少数派だった。
なお、MNP希望者8パーセントの乗り換え希望先は、auが61パーセント、NTTドコモが23パーセント、ソフトバンクモバイルが16パーセント。auの61パーセントの内訳は、ドコモからの乗り換え希望が30パーセント、ソフトバンクからの乗り換え希望が31パーセントとなっている。
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