携帯電話会社の変更を仮予約した人は0.5パーセント──サーベイリサーチセンター
サーベイリサーチセンターは10月23日、自主調査「携帯電話会社の変更について」の結果を発表した。調査は10月17日から20日まで、携帯電話を利用した同社のモバイルリサーチシステム「クリップアップエクスプレス」を利用して実施された。
サーベイリサーチセンターは10月23日、自主調査「携帯電話会社の変更について」の結果を発表した。調査は10月17日から20日まで、携帯電話を利用した同社のモバイルリサーチシステム「クリップアップエクスプレス」を利用して実施されたもので、有効回答数は6107人。
携帯電話会社の変更については、66パーセントが意向なしとしており、23パーセントが「まだわからない」と回答。携帯電話会社の変更時期は、「今年中に変えるつもり」が1.7パーセント、「半年以内に変えるつもり」が0.9パーセント、「1年以内に変えるつもり」が0.8パーセントと時期を明確にしている人は数パーセントに留まった。「時期は決めていないが、変えるつもり」を合わせた変更意向者は10.9パーセントで、既に仮予約をした人は0.5パーセントだった。
携帯電話会社別の変更意向者は、au利用者が7.1パーセント、NTTドコモ利用者が9.7パーセント、ソフトバンクモバイルが21.5パーセント。変更希望先は、現auユーザー以外は、いずれもauを希望する割合が最多で、auユーザーで変更を希望している人では、変更希望先はドコモが46.3パーセントと最も高くなっている。
携帯電話会社を変更したい理由については、変更先をau、ソフトバンクとしている人では「料金がお得だから」が最多で、ドコモを希望している人では、「機種の性能が優れているから」が最多となっている。他方、携帯電話会社の変更を希望しない理由としては、「長期継続割引が使えなくなるから」が61.6パーセント、「現在の携帯電話会社に満足しているから」が56.3パーセント、「メールアドレスが変わるのが嫌だから」が49.7パーセントで上位を占めた。
なお、「現在の携帯電話会社に満足しているから」という回答は、auユーザーで72.8パーセントとなっており、ドコモユーザーの47.4パーセント、ソフトバンクユーザーの38.9パーセントを大きく引き離す結果となった。
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