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養老乃瀧、QUICPayとSuicaの共用端末を導入
11月1日より、養老乃瀧新橋店でQUICPayとSuicaの共用リーダー/ライターが利用できるようになる。2007年春までに、首都圏10店舗で導入される見込み。
養老乃瀧は10月31日、FeliCaを利用した「Suica」と「QUICPay」に対応し、両方の決済が行える共用端末を導入することを発表した。共用端末は、11月1日にオープンする「養老乃瀧 新橋店」を皮切りに、その後来春を目処に首都圏の直営10店舗に導入される。
SuicaはJR東日本が運営するプリペイド型電子マネー(特集記事参照)で、QUICPayはジェーシービーが推進するポストペイ型のクレジット決済(特集記事参照)。いずれもFeliCaを利用しており、カードでもおサイフケータイでも利用できる。
今回導入される端末は、9月に発表されたSuica/iD/Edy/QUICPayの共用リーダー/ライター(9月27日の記事参照)とは異なるものだ。ジェーシービーは3月にJR東日本、UCカードと業務提携を行い、Suicaの加盟店開拓業務を行っている(3月30日の記事参照)。今回の共用端末導入は、この業務提携の一環として行われるものだ。発表時には“クレジットカード+Suica”の共通端末を開発・設置していくとしていたが、今月以降実際に設置される端末は、“クレジットカード+Suica+QUICPay”で展開されることになる。
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