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東急電鉄と三井住友カード、PASMOの加盟店開拓で提携
2007年3月から開始するPASMOと、iD、Suicaをすべて利用できる共用リーダー/ライターが登場する。東急電鉄と三井住友カードは業務提携を行い、共用リーダー/ライターを設置、加盟店開拓を行う。
東京急行電鉄と三井住友カードは11月7日、非接触ICカード乗車券「PASMO」の電子マネーサービスについて、加盟店開拓業務で提携することを発表した。三井住友カードはPASMOと「iD」(2005年11月8日の記事参照)の両方に対応した共用決済端末を2007年夏を目処に開発し、PASMO/iD両方の加盟店に設置、東急線沿線を中心に加盟店網を拡大していく。
PASMOは2007年3月に開始される予定の、FeliCaを利用した交通乗車券で、発行会社はパスモとなる。関東の私鉄各社で利用できるパスネットと東京・神奈川・埼玉・千葉のバス各社で利用できる「バス共通カード」の機能を合わせたもので、JR東日本のSuicaと乗り入れる予定になっている(2005年12月の記事参照)。
PASMOはSuica同様に電子マネー機能を持っており、PASMOの電子マネー機能を利用する加盟店業務は、鉄道・バス事業者それぞれが行う。交通乗車券機能、電子マネー機能共にSuicaと相互利用ができるため、東急電鉄と三井住友カードが設置する共用決済端末は、1台でPASMO/iD/Suicaの3種類に対応できることになる。
三井住友カードでは、Suica/iDやEdy/iDの共用リーダー/ライターの開発も行っており、Suica加盟店の開拓や(7月11日の記事参)Edy加盟店の開拓も手がけている(11月6日の記事参照)。
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