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ドコモと角川が資本・業務提携 携帯コンテンツ強化

ドコモと角川が提携。角川が持つ映像作品の携帯向け配信を積極化する。ドコモは角川に40億円出資する。

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 NTTドコモと角川グループホールディングス(角川GHD)は11月27日、資本・業務提携することで合意したと発表した。角川グループが持つ映像作品を携帯電話向けに配信するなど、モバイルコンテンツの強化で協力する。ドコモは角川に約40億円を出資する。

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

 角川グループが制作する映画やアニメなどに関連した携帯向け映像コンテンツを共同で企画・展開。映画のプロモーションや、携帯電話向けにオリジナル映像コンテンツを先行配信するといった試みも行う。コンテンツ製作でも、角川グループが主幹事となる製作委員会にドコモの参加を検討していく。

 電子書籍や漫画作品のドコモサービス向け配信も積極化していく。また、角川傘下のヘラルド・エンタープライズが運営する映画館(全国11拠点)に、ドコモの「iD」による決済サービスを来年6月末までに導入する予定。

 角川GHDは12月12日払い込みで総額約40億円の第三者割当増資を行い、ドコモが全額引き受ける。増資後、ドコモの保有割合は3.78%になる。調達した資金はモバイルコンテンツの製作費用や配信システム構築などに充てる。

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