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ソフトバンク、「X01HT」をバージョンアップ
ソフトバンクモバイルは、Windows Mobile端末「X01HT」のバージョンアップを発表した。パケット通信網の改善により、端末側の最適化が必要となったもの。対象台数は全国で約1万6000台。
ソフトバンクモバイルは11月29日、台湾HTC製Windows Mobile端末「X01HT」のバージョンアップを発表した。同社パケット通信網の改善に伴い、端末側の最適化が必要になったためで、すべてのX01HTがバージョンアップの対象。台数は全国で約1万6000台。
同日より最新のソフトウェアとインストールマニュアルをHTCニッポンのサイトで公開したほか、店頭でのバージョンアップ受付も開始した。ソフトウェアの容量は約55Mバイトで、PCにダウンロード後にX01HTへのインストールに約30分以上必要。また、店頭受付分については混雑状況にもよるが返却まで3〜4日程度を要するとしている。
また、準備が整い次第、X01HTの利用者全員に、最新ソフトウェアとインストールマニュアルが入ったmicroSDを郵送する。
このバージョンアップにより、端末に保存されているデータはすべて消去され、工場出荷時に状態となる。そのため、インストールマニュアルに従ってデータのバックアップが必須となる。また、バージョンアップしていない端末については、2007年4月1日以降にパケット通信が行えなくなるという。音声通話については影響しない。
なお、今回のバージョンアップを適用したX01HTは、12月2日から販売される。
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