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デイリーヤマザキ、QUICPayとSuicaを全店舗で導入へ
デイリーヤマザキは12月上旬から、千葉県の3店舗でQUICPayとSuicaを導入する。2008年を目処に全店舗で導入する方針だ。
デイリーヤマザキは11月30日、JCBが進めるクレジット決済サービス「QUICPay」と、JR東日本が運営する電子マネー「Suica」を、12月上旬から千葉県内の3店舗(本八幡駅南口店、都賀駅前店、五井駅東口店)で導入したと発表した。1台で複数の決済方式に対応できる共用リーダー/ライター(9月27日の記事参照)ではなく、クレジットカードの精算に利用する専用端末(JETS端末)に、Suica用とQUICPay用のそれぞれのリーダー/ライターをつなぐ仕組み。
デイリーヤマザキとジェーシービーは、2008年を目処にデイリーヤマザキ全店舗でQUICPayとSuicaを導入する方向で検討中。「(デイリーヤマザキでは)QUICPay、Suicaだけでなく、iDもEdyも一部店舗で導入している(11月7日の記事参照)。いろいろな方式を導入して使い勝手などをテストしている段階であり、いずれはマルチ端末を導入する流れになるだろう。他方式を入れないというわけではない」(デイリーヤマザキ広報部)
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