アルカテル・ルーセントと韓国のKTは12月4日(仏時間)、ソウルに「WiMAXリアリティセンター」を開設したことを発表した。
WiMAXリアリティセンターは、WiMAX IEEE 802.16e-2005技術を試演する場として、KTのテクノロジーサポートビジネスユニットが主体となって運営するもの。両社のエンジニアやマーケティングスタッフにより、モバイルWiMAXサービス対応機器の互換性および準備状況の確認、顧客固有のソリューションのエンド・ツー・エンドのインテグレーションを実施する。
同センターの開設で両社は、WiMAX上で動作する新たなブロードバンド・マルチメディア・アプリケーションの共同開発、固定と携帯の融合テスト、エンドユーザーによる体験、評価を行うことが可能になるという。
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