写真で解説する「WX320K」(1/2 ページ)
W-OAMに対応した京セラ製の折りたたみ端末「WX320K」。背面パネルにアルミ素材を用いシンプルでソリッド感のあるデザインに仕上げ、1.3メガカメラとJava環境を内蔵した。
京セラ製の「WX320K」は、スマートさの中に高い質感と使い心地の良さを持たせた折りたたみ型端末だ。W-SIMには対応しない通常の音声端末で、デザインコンセプトは“Real Metal Face”。シンプルなフォルムの背面パネルは、アルミ素材を全面に用いており、これまでのウィルコム端末では少なかった硬質な印象を与えている。カラーはシルバー、レッド、ブラックの3色を用意する。2月中旬の発売予定で、ウィルコムストアでの予定価格は1万6000円前後。
WX320Kは、高度化PHSである「W-OAM」に対応するほか、RSS配信やオンラインストレージサービスが利用できる新バージョンの「Opera」、Java(MIDP 2.0)の実行環境を搭載する。しかし、WX310Kでは対応しているBluetoothや外部メモリ、ミュージック/ムービープレーヤー機能などは用意されない。
メインディスプレイは2.2インチのQVGA液晶で、サブディスプレイとして74×14ピクセルのモノクロ液晶を背面のヒンジ部付近に設けた。カメラは有効130万画素のCMOSでデータフォルダ容量は16Mバイト、データ用とは別に4Mバイトのメール保存容量を用意。連続待受時間は450時間で、連続通話時間は5時間。スケジュールは200件(スケジュール150件/ToDoリスト50件)、アドレス帳へは1000件(1件に電話番号×3、メールアドレス×3)登録できる。自動時刻補正機能を備え、日本語入力システムはAdvanced Wnn V2を採用した。
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