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秋冬モデルの投入が落ち着き、400万台を下回る──JEITA 12月携帯出荷
電子情報技術産業協会(JEITA)が、12月の移動電話国内出荷台数実績を発表した。3G端末、2G端末ともに前年同月比マイナスとなり、PHSも出荷台数は10万台に回復したものの、前年同月比では4カ月連続のマイナスとなった。
電子情報技術産業協会(JEITA)は、2006年12月の移動電話国内出荷台数実績を発表した。携帯電話とPHSを合わせた移動電話の出荷台数は、前年同月比83.3%の396万8000台となった。
携帯電話の出荷台数は前年同月比83.7%の381万5000台。秋冬モデルの投入が一段落したこともあり、前月よりも落ち込んだ(1月17日の記事参照)。内訳は3G端末が前年同月比97.4%の374万3000台、2G端末が前年同月比10.1%の7万2000台を出荷。2G端末は3カ月連続で10万台を下回っている。
PHSは、前年同月比75.1%の15万3000台を出荷。12月はウィルコムから「9(nine)」が発売されたこともあってか、出荷台数は3カ月ぶりに10万台に回復したものの、前年比では4カ月連続でマイナスと、依然厳しい状況が続いている。
なお、2006年(1〜12月)累計では、移動電話全体の出荷台数が4939万7000台と前年比106.7%を記録。携帯電話の出荷台数も4777万台、前年比106.5%となるなど、2年連続で前年比プラス(暦年ベース)となった。
JEITAは出荷台数が伸びた背景として「番号ポータビリティ制度の導入をにらみ、通信キャリアがワンセグやネット検索などの魅力的なサービスを開始したことに加え、デザイン・機能ともに多種多様の機種が投入された」ことを挙げている。
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