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9月11日のサービス開始を目指していた「ネットげーせん」だが、発表の数日後には延期が告知されてしまった。これは、専用クライアントソフト(ランチャー)に著作権侵害の可能性あり、という指摘を受けたため。
指摘されたのは、ネットげーせんに使われるゲーム配信システム「OAGC」のクライアントソフトに、アーケードゲームエミュレーターとして有名な「MAME」(MULTIPLE ARCADE MACHINE EMULATOR)のプログラムが無許可で使用されているのではないか、というもの。MAMEは商業利用を禁じているため、OAGCの開発元である香港Billybala Holdingsが正規のライセンスを受けている可能性は低い。
ネットげーせんを企画したメディアカイトでは、問題が浮上した直後にBillybala Holdingsに問い合わせを行い、同時にサービス延期を発表した。疑惑の真偽は別として、迅速かつ賢明な措置といえるだろう。
「すべてが明らかになるのはまだ先だが、今週中にはBillybala Holdingsから正式な回答があるはず。エンドユーザーに対しても、Webサイトなどを通じて経過報告を行うつもりだ」(メディアカイト)。
もちろん、サービスの発表まで同社が著作権侵害の可能性を認識できなかったのは非難されても仕方がない部分だ。ただ、これにはいくつかの理由がある。
1つは、メディアカイトが社内にソフトウェア開発部門を持たない、純粋な販社であること。日本語化の作業は、すべてBillybara Holdingsに委託していた。「われわれの要望を元にローカライズ作業を進めていたが、(メディアカイトが)ソースの部分まで把握できていたわけではなかった」。
もう1つは、OAGCが「香港では既に商用サービスとして動いていること」。Billybara Holdingsは香港市場に株式を公開している“優良企業”であり、他人のふんどしで相撲を取るような真似をするはずがないという信頼、あるいは油断があった模様。
いずれにしても、仮に著作権侵害が事実であれば、ランチャーソフトの変更が必要になり、スケジュールがさらに遅れることは避けられない。メディアカイトは「今秋〜年内にはサービスを開始したい」としているが、具体的な開始時期はみえない状況だ。
[芹澤隆徳, ITmedia]
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