ディー・エヌ・エーは7月7日、仏国の小型車製造メーカー・EasyMileと業務提携し、私有地での無人運転バスを使用した交通システム「Robot Shuttle(ロボットシャトル)」を8月から運用すると発表した。
Robot Shuttleは、EasyMileが開発した最大12人が乗車できる自動運転車「EZ10」を利用。運転席はなく、あらかじめ地図データ上に設定したルートをカメラ、各種センサー、GPSを用いて自動で走行する。
ルート上で障害物を検知すると、その障害物との距離に応じて自動的に減速、または停車し、危険を回避する。国内の走行可能エリアは現在、私有地のみであるため、各種公共施設内・商業施設内・テーマパーク内・工場内部などでの運用を想定している。
8月からイオンモールがRobot Shuttleを試験導入し、同社が運営するショッピングセンター「イオンモール幕張新都心」に隣接する豊砂公園の敷地内で、同店の顧客向けに運用する予定。
ディー・エヌ・エーは昨年5月に自動運転タクシーの運行を目指す新会社、ロボットタクシーを設立するなど、自動運転の分野に力を入れている。
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