富士通とPCメーカー世界最大手の中国Lenovoは10月27日、PC事業で戦略的な提携を検討していると発表した。「相互にとってメリットのある提携について協議を続ける」としている。
財務・経営戦略面で、日本政策投資銀行からの支援についても協議を進めるという。
富士通は今年2月、PC事業を分社化した「富士通クライアントコンピューティング」を設立。他社との事業統合を含め、さまざまな可能性を検討していた。今月には富士通とLenovoがPC事業を統合すると報じられ、富士通はLenovoとの提携を選択肢の1つとして検討していることを認めていた。
両社は「富士通のグローバル販売力、顧客サポート力、開発・製造能力と、Lenovoの卓越したオペレーションを融合し、世界市場で戦うための成功モデルを目指す」としている。
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