ビットコインに投資はしない、自分には合わない――6月19日に米ニューヨークで開催された経済イベント「Economic Club of New York」に参加した米Goldman Sachs(ゴールドマン・サックス)のロイド・ブランクファインCEO(最高経営責任者)が、再びビットコインに対する否定的な見方を示した。
ブランクファインCEOは仮想通貨に対しては“中立的”な立場を取ってきたが、過去に「ビットコインに対してはオープンだが不快感もある」と発言し、個人的な意見としてビットコインや仮想通貨にはやや懐疑的であるとの姿勢を見せていた。
米Goldman Sachsは仮想通貨分野に本格的な進出を検討していることもあり、ブランクファインCEOの発言は注目を集めている。
同社はビットコインの先物取引の開発を計画しているとも言われているが、今回の発言からもブランクファインCEOは心の底から賛同しているわけではなさそうだ。「数年にわたり多くの計画が良い結果となったが、その中には私が好まないものあった」と語った。
ブランクファインCEOは今年12月に退任し、後任はデービッド・M・ソロモン社長兼COO(最高執行責任者)が務めると報じられている。
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