「社内通貨」で職場のコミュニケーションはうまくいくあなたの職場、停滞していませんか

職場のコミュニケーションを向上させる「インセンティブ・ポイント」が脚光を浴びている。アイテムに変えられる社内ポイントを社員に渡してほめ、継続的なモチベーションアップにつなげる。

» 2018年08月27日 10時00分 公開
[ITmedia]
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 「職場でのコミュニケーションがうまくいかない」。多くのビジネスパーソンがひそかに抱える悩みだといえる。メールやSNSでのやりとりが普通になり、時間や場所を問わずコミュニケーションできるようになった今も、同僚や上司、後輩とどううまく接するかは難しいテーマだ。特に、組織を活性化させるためには組織のメンバーがちゃんと「評価する・される」ことが大事になってくる。

 昔なら飲み会で……といったところだが、こうした「飲みニケーション」などの機会も減ったこのご時世。同僚や上司・部下との意思疎通が希薄で、チームの一体感もいまいち……といった職場も多そうだ。「MVPはいつも同じ人ばかり」「自分のことを評価してくれない」。こんな社員がある日突然転職を宣言してまい、「そんな不満を抱えていたなんて……」と悔やんでも後の祭りだ。

 日常的なモチベーションアップに役立ち、ひいては生産性の向上にまでつながるツールが注目されてきている。それが「インセンティブ・ポイント」だ。転職したある営業マンをモデルに、そのメリットを見てみよう。

「うまく評価してくれない……」

photo 職場で評価されない……悩むビジネスマンは多い

 最近転職した山田さん(28)は、職場のコミュニケーションで悩みを抱えていた1人。新卒で入った会社の営業部門にずっと居づらさを感じていた。

 職場では月ごとの売り上げの順位が発表されるが、山田さんの順位はいつも真ん中の少し下くらい。どちらかと言うと企画の提案や他の人への細やかなフォローが得意な「潤滑油」タイプだと自分では思っているが、上司陣は「数字至上主義」一筋。数字に表れない工夫や功績が全く評価されないことに、心におりのような不満が少しずつたまっていたのも、転職のきっかけだった。

「社内ポイントって?」

 転職初日、所属することになった営業部のオフィスに入った山田さんの目に、ちょっと不思議な光景が飛び込んできた。

 「青木さんは取引先とトラブルになった際の対処マニュアルを自発的に作成、しかも部内で共有してくれました。社内ポイントを贈ります!」。

 青木さんと思しき照れている若い女性に、同僚が表彰状のようなものを渡している。

 表彰式自体は前職でもあったが、「ポイント」とは何だろう? 先輩社員に聞くとこんな返答が。「あれはインセンティブ・ポイントという、ウチが入れてるサービス。同僚の間で仕事の成果を見つけてほめ合い、そのときに社内通貨みたいなポイントを渡すんだよ」。

感謝の気持ちをカタチで示せる「インセンティブ・ポイント」

photo 社員の数字などに表れない成果をほめる

 「インセンティブ・ポイント」とは、ベネフィット・ワンが提供する、企業に属するメンバーのやる気を引き出すために作られたポイントシステムだ。

 このシステムでは、社員に対しポイントを付与することができる。付与基準は企業の狙いに応じて自由に設定でき、例えば高い業績を上げた個人・チーム、職場の改善提案をしてくれた社員、長く働いた社員──などに柔軟に報いることができる。

 企業が社員に付与するだけではなく、社員同士で贈り合える仕組みになっているのも特徴だ。自分のために骨を折ってくれた同僚や、日ごろ頑張っている部下にプレゼントするなど、社員同士が感謝の気持ちを伝える手段としても使える。

 ポイント付与はPCやスマートフォンなどから簡単に行える。たまったポイントは家電や食事、旅行プランといったアイテムに交換できるから、ポイントは単なる気持ちではなく、実際にもらってうれしい「社内通貨」になるのだ。

photo PCやスマホで簡単に使える

表に出にくい工夫が評価される職場に

 だんだんと新しい職場になじんてきた山田さん。前の職場に比べて雰囲気が明るく、同僚同士も打ち解けているような気がする。何より、前の職場では絶対だった「数字の成果」以外の、表に出にくい工夫などで評価されている同僚が多いように感じる。

 例えば、ある同僚は社内の他部門に親しい人がおり、情報交換する中で思いもよらぬ優良な営業先を発見し、部内で共有してくれた。またある同僚は、お客様からいただいた要望を社内のブログに定期的に投稿し、どんな商品が望まれているのかつづっていた。これがマーケティング部の目にとまり、ヒット商品の誕生につながった──と、こんな具合だ。

「プロセス」「積み重ね」も評価 モチベーションが組織と生産性を改善する

 「若手社員が辞めてしまう」「組織のコミュニケーションが希薄だ」「生産性が上がらない……」──こんな悩みを職場は抱えていないだろうか。その背後には社員のモチベーションの低下があるのかもしれない。

 何らかの形で報酬を取り入れている企業は多い。だが成果主義に偏った数字のみの評価だけでは、社員のモチベーションを維持・向上できるとは限らない。ビジネスパーソンの価値観が多様化している今、鼻先に大きなニンジンをぶら下げておけば馬車馬のように社員が勝手に働くという時代は終わりを迎えている。

 インセンティブ・ポイントが単なる成果報酬と比べて優れているのは、ポイントを核に柔軟なインセンティブ制度を実現できる点だ。通常の成果報酬が評価するのは「ゴール」だけだが、インセンティブ・ポイントはその「プロセス」を評価するツールにもなる。

 「アポ取得率が高いね!」「これはよくできたプレゼン資料だ」──こうした「成果」につながるさまざまな「プロセス」に対し、ポイントを贈ることで評価したり、感謝の気持ちを伝える。ほめられてうれしくない人はいない。「年に数回の査定」ではなく、日常的な「いいね!」を積み重ねていく形なので、継続的なモチベーションアップにつなげることができる。

photo 頑張りが評価されてポイントをもらい、アイテムに交換。また頑張って……というポジティブフィードバックの触媒に

 成果を出すのに四苦八苦している若手社員も、細かな改善の積み重ねを評価されることで自分の頑張りを早くから実感できるようになる。マネージャーは部下の仕事ぶりを注視してほめるポイントを見つけ出そうとするようになる。

 プロセスを評価することは、従来のやり方を見つめ直し、改善していく意識にもつながる。プロセスの改善は生産性の向上に直結する。実際、インセンティブ・ポイントを導入したことで生産性が1.8倍に向上した企業も出てきているという。

もらった「社内通貨」は使い道いろいろ

 こうして獲得したポイント。山田さんがその使い方を同僚に聞いてみたところ──

 「パッケージツアーに換えます。週末にちょっと旅行にでも行こうかなって。自分へのご褒美です」

 「レストランでの食事に使うかな。みんなが良ければだけど、ポイント出し合ってそのうち一杯行こうか!山田君もどうだい?」

 「いつもお世話になっている先輩に、コーヒーショップのチケットでもプレゼントしようかな」

 山田さんがポイント交換サイトをチェックしてみると、交換アイテムは約2万点。有名メーカーの家電やビジネスに役立つグッズ、グルメ、ホビー、他サービスとのポイント交換──などなど、さまざまなものがそろっている。「これはもらえると本当にうれしいポイントだな」と山田さんの気持ちも高まってきた。

photo 多彩な交換アイテムがそろっている

「見てくれている人がいる」といううれしさ

 そんなある日、月1回の表彰式で山田さんは唐突に名前を呼ばれた。自分にもポイントが贈られるという。表彰してくれた同僚は「山田さんはちょっともめそうな取引先やそこの担当者の方々のリストを作成し、部内で共有してくれました。その方々の人となりや具体的な対処方法まで盛り込まれています。私はこのリストを事前に見ておいたので、クセのある取引先とうまく成約にこぎつけました。全体の営業成績向上にもつながったと思います!」

 実は、前職でも同じようなリストを作ったが、同僚の誰もほめてくれなかったのだ。「見る人は見てくれている。この職場に来て良かった」。しみじみと喜びをかみしめて表彰状をもらう山田さん。「さて、社内ポイントたまったら何にしようかな。あ、青木さんのくれた資料、すごく営業で役に立ったな。来月は僕が彼女にポイントをあげようかな……」とも思いつつ。

負担なく低コスト・迅速に導入

 ベネフィット・ワンのインセンティブ・ポイントは大手企業や外資系企業など370社以上に導入された実績がある。業界最大の福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」など、企業の福利厚生を長年担ってきたベネフィット・ワンのノウハウがインセンティブ・ポイントにも生かされている。

 サービスはフルパッケージ化されており、ポイント管理システムから、交換アイテムの仕入れ・配送、カスタマーサポートまでワンストップで提供し、低コスト・スピーディーに導入できる。

photo インセンティブ・ポイントの運営はベネフィット・ワンがワンストップで提供。企業は負担なく導入できる

 ポイントや単位にオリジナルの制度名称を設定するといったことも自由にでき、社名などにちなんでポイント制度を名付ければ会社の一体感醸成にも役立ちそうだ。

 インセンティブ・ポイントはこのように、目に見える形で職場の人間同士のコミュニケーションを活性化させ、モチベーションの向上につなげることができる。昔ながらの数字のみで評価する成果主義の職場が、意外にも成果を出せず伸び悩んでいるというのはよくある話。職場で同僚同士が褒め合って打ち解け合い、しかも褒められれば商品やサービスと交換できるポイントがもらえる。結果として生産性アップにつながるサイクルが生まれるのだ。

職場のコミュニケーションを変える インセンティブ・ポイント

企業オリジナルの社内通貨が簡単にできる「インセンティブ・ポイント」は、すでに370社以上で活用されており、生産性1.8倍など、確実な導入効果を実感できます。


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提供:株式会社ベネフィット・ワン
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia ビジネスオンライン編集部/掲載内容有効期限:2018年9月26日