コロナ禍で急激に浸透したテレワーク。平日も自宅にいるビジネスパーソンが増えた結果、住まいの立地や広さなどの好みが変わった人もいるのでは。中古マンション物件の購入アプリ「カウル」を運営するHousmart (ハウスマート、東京都中央区)が調査したところ、特に「駅近」物件の人気が低下傾向にあるという結果が明らかになった。
調査は同社が5月1日〜7月31日の間に「カウル」に登録したユーザー約5000人の、登録時の回答データを元に集計、前年同期(約5200人分)と比較した。中古マンション購入におけるユーザーの志向などを聞いている。
まず「部屋探しで最も重視するポイント」について選んでもらったところ、「駅徒歩(駅から徒歩でかかる時間)」を挙げた人は14.8%となった。前年同期より約10%低下する結果に。
背景について同社の針山昌幸社長は、コロナ禍による仕事のテレワーク化で「家を探す人にとって『駅距離』が絶対的なものではなくなった」と分析する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング