リモートコミュニケーションで特に重要な「音声」。この音声をアップグレードし、オンライン会議を快適化できるのが、高機能スピーカーフォン「Poly Sync」ファミリーだ。本記事では、同ファミリーを紹介・解説するとともに、期間限定で無料モニターも募集している。ぜひ最後までチェックしてほしい。
コロナ禍によりテレワークが広まり、オンライン会議が当たり前になる中で、新たな課題も浮かび上がっている。例えば、「音質」問題だ。「画面越し」という制約のあるコミュニケーションにおいて、音声のクオリティーが低いと、十分なコミュニケーションを構築できない。
この問題に対し「会社側はリモートでも会議室でも、全ての社員が平等なコミュニケーション環境を用意すべきだと思います」と指摘するのが、ポリコムジャパン(以下、Poly)の岩岸優希氏(営業技術部 シニアSE マネージャー)。人によって使用するデバイスや環境に差がある場合、不十分なコミュニケーションとなったり、格差が生まれたりするからだ。
Polyでは、この音質問題を解決するため、さまざまなシーンに合わせて活用できる高機能USB/Bluetoothスピーカーフォン「Poly Sync」を提供している。本記事では、Poly Syncファミリーの3デバイスを解説するとともに、期間限定で無料モニターも募集している。ぜひ最後までチェックしてほしい。
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オンライン会議のコミュニケーションは主に「映像」と「音」で構成されるが、そのうち「音」は意外と重要でしかも根が深い課題だ。「映像」のクオリティーは、オンライン会議システムに映っている自分の画面を見れば、一目瞭然。一方、音はどのように相手に伝わっているのか、自分では把握しづらい。
そのため、手元の紙資料をめくる音が参加者全員にストレスを与えていても、気が付かないという状況も発生する。あるいは、マイクの性能が不足し、音が小さすぎたり、大きすぎたりすることもある。相手のエアコンの音がうるさくて聞き取りにくいとか、家族がいきなり話しかけてきて恥ずかしい思いをした――といったケースもあるだろう。
音が悪いと、相手にストレスを与えるだけでなく、スムーズに意思疎通することは難しくなる。一方、よい音であれば、感情が伝わりやすく、共感も得られやすい。ビジネスシーンにおいて、その差は大きいといえる。
「相手にとってどう聞こえているのか自分で気が付かない、というのが『音』に関する大きな課題です。音声品質が低かったとしても、『オンライン会議システムはこんなものだろう、しょうがない』と思い込んでしまうこともあるでしょう。このような残念なオンラインコミュニケーション問題を解決するのが、Polyの製品です」(岩岸氏)
Polyは長年、人々の有意義なつながりとコラボレーションを推進するために、高品質な音声・映像技術を提供してきたことで知られているPlantronics社とポリコム社が統合して生まれた経緯を持つ。コラボレーションを推進するグローバルコミュニケーションカンパニーPolyが技術力を結集し、オンライン会議の課題を解決すべく発売したのが、自宅やオフィスなど、場所を問わずに高音質でやりとりできるUSBスピーカーフォン「Poly Sync」ファミリーなのだ。
USBスピーカーフォンであるPoly Syncファミリーは、その名の通りUSBケーブル(Type-A、Cに対応、Poly Sync 20はAもしくはCを選択)でPCに接続したり、Bluetoothでスマホやタブレットと接続したりして、スピーカー兼マイクとして操作するデバイスだ。一般的なノートPCに搭載されているパーツよりも格段に性能が高く、こちらの声を送る際も、相手の声を再生する際も高音質なので、快適にコミュニケーションできる。
また、ZoomとMicrosoft Teamsの認定を取得しており、動作確認が取れているというものビジネスユースでは安心できる。着信や通知があった際には本体のボタンが点滅して知らせてくれるほか、Teamsの場合は本体のボタンを押せば、それだけでアプリを起動できるという。
その他、ハンズフリーで利用できるのもメリットだ。イヤフォンやヘッドセットなどを使う場合、長時間の会議などでは耳が痛くなることもあるだろう。スピーカーフォンであるPoly Syncファミリーは、こうした機材を装着する必要なくストレスフリーで利用でき、音声を拾える範囲であれば、会議中でも移動できる。必要な書類を探したり、飲み物を補充したりといったことも可能になるのだ。
個人利用向けの「Poly Sync 20(以下、「20」)」は3つのマイクアレイを搭載しているのが特徴。「ビームフォーミング」という技術で話者を自動的に判別し、しっかりと声をピックアップしてくれる。話者の音声に集中することで、その他のノイズをカットするという効果もある。冒頭で紹介した、エアコンの動作音や周囲の人の声、キーボードのタイプ音などをほぼ消去できるのだ。
このビームフォーミングは、会議室向けのスピーカーフォンによく実装されている機能だが、個人向けデバイスで搭載しているものはあまりないという。360度から音声を拾うタイプのスピーカーフォンだと、どうしても余計な音が入ってしまう。しかし、ビームフォーミング機能では話している人にマイクを向けるため、ノイズが入りにくい。個人利用向けのスピーカーフォンにも、このビームフォーミング機能を搭載したのは画期的だといえる。
本体がコンパクトなので持ち運びも可能だ。出先でオンライン会議に参加する場合も、高音質で会話できる。バッテリーを内蔵しており、ワイヤレスで動作するほか、スマホを充電するモバイルバッテリーとしても利用可能だという。「屋外でオンライン会議に参加しようとしたらスマホのバッテリーがない」というシチュエーションで活躍するだろう。
より大きなサイズの「Poly Sync 40/60(以下、それぞれ「40」「60」)」は主に会議室用だ。個人向けの「20」より広範囲で集音できるマイクを備えており、バッテリーも大容量。「20」であれば半径2メートルのところ、「40」は半径2.5メートル、「60」は半径3メートルの音声を集音できる。また、「40/60」はBluetoothでデイジーチェーン接続することにより、大きな会議室でも活用できる。
また、「40/60」は、会議室で不特定多数が利用することを想定し、デバイスとのペアリングを毎回初期化している。例えば、以前スマートフォンをペアリングしたユーザーが会議室の前を歩いたとき、意図せずそのスマートフォンと接続してしまうといった“事故”を防止するためだ。
Poly Syncファミリーは、音楽や映像コンテンツを再生するのにも適している。
例えば、プロジェクトで映像作品を作る際、従来であれば関係者が会議室に集って制作物をレビューしていた。しかし、コロナ禍においてはテレワーク下でも仕事を進める必要がある。そんなとき、Poly Syncファミリーを使えば、映像作品の音声をリモートでも高品質で確認できるので、プロジェクト進行を止めずに済む。
「40/60」でデイジーチェーン接続すれば、2台を利用したステレオ再生も可能だ。例えば、ゲームコンテンツの作成などで、「音がどちらから聞こえるか」を確認したいときにも活用できる。また、VODで社内教育のトレーニングを見る、といったシーンでも活用できるだろう。
一般的なUSBスピーカーフォンの場合、「人の声」を聞き取りやすくするために、余計な音域をあえて出さないような作りが多いという。そのため、どうしてもカシャカシャとした音になりがちだが、Poly Syncファミリーでは音にかなりこだわりを持っており、音楽を聞くような際にも、妥協なく最適な音が鳴るような設計になっている。
記事冒頭で指摘されたように、オンライン会議で濃密なコミュニケーションを取るためには、参加者が同じ場所にいるような感覚を作らなければならない。そのためには、音声の品質を上げるだけでなく、全員が同じデバイスを使って同じ体験を得ることが重要だろう。そう考えると、従業員には1人に1台「20」を、そしてオフィスの会議室には「40/60」を導入すれば、オンライン会議の品質がぐっと上がるはずだ。
「コロナ禍で緊急事態宣言が出ている中、多くの会社では試行錯誤しながらオンライン会議の環境を構築している最中だと思います。そこでPoly Syncファミリーを導入していただくことで、高品質の音声を届けられ、リモート環境とオフィス環境をスムーズに接続できるはずです。ぜひ、高品質なコミュニケーションを味わってほしいですね」(岩岸氏)
オフィスと自宅、そしてカフェなどで柔軟に働く「ハイブリッドワーク」は今後の主流になっていくだろう。そんなとき、社員がどこにいても平等な環境でコミュニケーションに参加できるというのは重要なポイントだ。
Poly Syncファミリーは、さまざまなシーンに応じた3つのサイズをラインアップしている。同じシリーズの製品だからこそ、自宅でもオフィスでも「20/40/60」を導入することで、どこでも慣れ親しんだ使い方ができるだろう。ぜひ、Poly Syncファミリーを活用してみてほしい。
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