映像業界で支持されるDAIVの魅力 「Inter BEE 2021」展示会レポート

» 2021年12月01日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
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 11月17日から11月19日までの3日間、音と映像と通信のプロフェッショナル展「Inter BEE 2021」が幕張メッセで開催された(オンラインの会期は12月17日まで)。「メディア総合イベント」を掲げる同展示会は、映像コンテンツの制作や伝送(配信)、再生装置に至るまで、最先端のテクノロジーが一堂に会した見本市となっている。

 現実に迫る高精細な映像やデジタル技術が可能にしたかつてない映像表現が目を楽しませてくれる一方で、コンテンツのデータ量は増大し、制作過程で求められるPC処理能力は年々高まっている。コロナ禍以降、有料動画配信サービスの利用者数も増加傾向にあるが、多様化する消費者ニーズに対応するためには日々膨大なコンテンツを生み出し続ける必要がある。創造性と効率性の両面でこの分野における最新テクノロジーの活用は必須といっていいいだろう。

幕張メッセで開催されたInter BEE 2021

 こうしたより高性能な制作システムを求める放送業界・映像業界に対し、積極的にクリエイター向けPCを展開しているのがマウスコンピューターだ。同社はコストパフォーマンスに優れたモデルやゲーミングPC以外でも、国内生産の信頼性とBTOを生かした柔軟な構成を武器に、ハイスペックなプロフェッショナル向けPCを投入。このInter BEEにも2014年から継続的に出展し、映像制作現場での知名度を上げつつある。マウスコンピューターのマーケティング部でイベント企画を取り仕切る宮本壮人氏に話を聞いた。

映像制作現場で存在感を示すマウスコンピューター

 マウスコンピューターのPCがクリエイターの中で広く知られるようになったのは、2016年に登場した「DAIV」ブランドの影響が大きい。「創造性を刺激する」をコンセプトに開発されたこの製品群は、カメラと写真の祭典「CP+」や前述のInter BEEでお披露目され、写真やCGを用いた広告制作会社やケーブルテレビなどの放送事業者、ポストプロダクション業務を担当する制作スタジオ、ゲーム業界まで幅広く活用されている。

 「4Kを超える高精細な映像の編集やレンダリングには強力なCPU処理能力が必要になります。このため、制作現場の作業効率を上げるために、クリエイター向けのDAIVや法人向けのMouseProが選ばれるケースが増えています。例えば、4Kノンリニア編集を快適に行うために、2基のXeonプロセッサと強力なグラフィックスを搭載したワークステーションや、Core i9搭載したモデルの引き合いが強いです」

 特にマウスコンピューターの製品は、BTOでスペックを細かくカスタマイズできるため、「他社では組めない超ハイエンド構成や、業務内容に適したスペックを選べる点が受けている」そうだ。

 「もう1つは、昨今の働き方の変化がこうした業界でも進んでいることがあると思います。どこでも仕事をするとなるとモビリティを求められますが、DAIVでは持ち運びが可能なクリエイター向けの高性能なノートPCもラインアップしています。今後、オフィスや在宅など、仕事の内容に応じて生産性が最も高くなる場所を使い分ける“ハイブリッドワーク”が浸透したとき、ワークステーションであったり、ノートPCであったりと、その場所場所に適した作業環境を使い分けるニーズがこれまで以上に生まれるかもしれません」

 また、買い替えや買い増しなど継続的に利用してもらう上で特に注力しているのが信頼性やサポートだと宮本氏は語る。

 「お客さまによってはすぐに機材を調達したいという方もいらっしゃいますので、受注生産でも最短翌営業日出荷(対象モデルのみ)を実現しており、『早く納品してくれて助かった』という声をいただいています。もともと全製品は各部材を詳細に検証した上で、厳選したパーツでシステムを組んでいますが、なかでも法人向けのMouseProは出荷前のエイジング工程が通常より長く、品質チェックを入念に行っていることに加え、保証期間が最大5年間を選べるモデルもあり、非常に長いのも特徴ですね。また、万が一の場合でもお客さまに発送いただいてから平均約72時間以内に、ご返却する修理対応サービスや365日24時間の電話・メール・LINEでのサポートを行っています。お客さまのビジネスをストップさせないよう、できうる限りダウンタイムを抑える、これは国内生産、サービスを掲げる当社ならではの強みだと思います」

映像制作・放送業界だけでなくVチューバー向けの訴求も

 映像制作現場で支持されるマウスコンピューターだが、今回のInter BEE 2021では主に3つのテーマで展示を行ったという。

 1つは高解像度映像のノンリニア編集を快適に行うためのワークステーション「MousePro-W997DA6」で、16コア/32スレッドのIntel Xeon Silver 4216を2基とNVIDIA RTX A6000を搭載する構成だ。宮本氏は「軽く100万円を超えますが、当社では最上級の構成でほとんどのポスプロ業務を快適にこなせるはず」と自信を見せる。

ブースに展示されたMousePro-W997DA6

 2つ目はクリエイター、特にVチューバー向けのコンテンツ制作を想定した「DAIV」シリーズだ。同社のブースではVチューバーのアメノセイさんのMVメイキングムービーが流されており、Inter BEE会場では異彩を放っていた。「もともとゲーム実況の文化から、当社のゲーミングPCブランドである『G-Tune』とVチューバーの方々との相性は良かったのですが、今回ミュージックビデオの制作をDAIVでやっていただいたこともあって紹介させていただきました。従来の映像制作だけでなく、ユーチューバーやVチューバーなど動画配信から始まった新しい文化の中でも、制作環境のスタンダードとしてDAIVが広がれば」と期待を寄せる。

Inter BEE 2021会場のマウスコンピューターブースではアメノセイさんのMVメイキングムービーが流されていた(c)アメノセイ/II V

 3つ目はクリエイティブワークをノートPCでこなす、をコンセプトに17型の高性能モデル「DAIV 7N」やモバイル向けの14型モデル「DAIV 4P」「DAIV 4N」などを展示。「14型のモバイルタイプは、ワークステーションを使うような本格的な映像編集ではやや荷が重い場面もありますが、出先でちょっとした作業をしたいといった場合には十分です。また、映像・CG制作系の専門学校や学生の方には人気がありますね」(宮本氏)。このほか、ハイエンドフルタワーモデルの「G-Tune XP-Z」シリーズや小型デスクトップサーバ「MousePro SV」、映像編集業務の生産性を上げる34型ウルトラワイドの「ProLite XUB3493WQSU」なども展示されていた。

ノートPC型のDAIVシリーズ
「G-Tune XP-Z」シリーズ(写真=左)と「MousePro SV」(写真=右)

クリエイティブな作業に没頭できる環境を支援

 誰もがスマートフォンを持ち歩き、日常的に映像コンテンツに触れている現在、一昔前に比べるとその質の高さと膨大な量に圧倒されてしまう。だからこそ「マウスコンピューターがPCメーカーとして提供できる価値は大きい」と宮本氏は話す。

マウスコンピューターマーケティング本部マーケティング部の宮本壮人氏

 「日々たくさんの映像コンテンツを生み出すためには、クリエイティブな作業に集中し、効率的にこなしていく環境が何より重要です。プレビューが遅くて集中が途切れてしまう、レンダリングに半日つぶされる、どんな機材があれば十分なのか分からない、そんな環境ではクリエイティビティが阻害されてしまいます。クリエイターの方には何よりコンテンツを作ることに没頭してほしい。だからこそ、それ以外の部分はマウスコンピューターにまかせていただきたいと考えています。買う買わないは別にして、『こういった用途を想定しているけど、どんなマシンが適しているのか』といった質問があれば気軽に問い合わせてほしいですし、今後もみなさんの声を聞きながら、さらに幅広いニーズに応えられるようにしていきたいと考えています」

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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia ビジネスオンライン編集部/掲載内容有効期限:2021年12月17日

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