kintoneの研修サービスは本当に必要か? サイボウズ公認講座「クラウドユニバーシティ」に見た真価とは

» 2023年04月10日 10時00分 公開
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 DXの推進が加速する現在、業務改善のためのノウハウが各企業で探究されている。そのような中でシェアを拡大し続けているのが、サイボウズ「kintone」だ。ノーコード業務改善プラットフォームであるkintoneは、非エンジニアであっても業務改善のためのアプリ開発が可能。加えて、社内に散在する各種データ・情報を集約し一元管理できる、社内情報に外部からセキュアにアクセスできるといったメリットを備えている。

 昨今、求められている「柔軟な働き方」にマッチし、すでに国内2万8000社に選ばれているkintoneだが、導入時には課題もある。というのも、どのようなツールでも使いこなすためには一定の知識がいるものだ。kintoneのような多機能ツールであればなおさら、自社でどう活用するべきか把握しておきたい。

 その際、強い支えとなってくれるのがMOVEDのクラウドユニバーシティである。クラウドユニバーシティは、kintoneをはじめ「サイボウズ Office」「Garoon」など複数のサイボウズ製品を対象にオリジナル講習を提供する研修サービス。サイボウズ公認として、今まで多くの企業の業務改善を支援してきた。

研修はなぜ必要? kintone導入前後における企業側の課題とは

 しかし、新たにツールを導入するだけでもコストがかかるのに、わざわざ研修を受ける必要があるのか、疑問に思う人もいるだろう。

齋藤瞳氏(MOVED クラウドユニバーシティ事務局) 齋藤瞳氏(MOVED クラウドユニバーシティ事務局)

 クラウドユニバーシティ事務局の齋藤瞳氏に話を聞くと「kintoneは高い柔軟性を持ち『できること』の幅が非常に広いツールです。そのため、逆に自社でどう扱ったら有益なのか、具体的に何に活用できるのか見えてこず、そもそも導入するべきか否か迷う企業もあります」という。

 また、すでにkintoneを導入している企業では、ヘルプ機能やサイボウズ提供の無料セミナーを利用して社員が操作を独学することも多いが、自身で開発したアプリが最適なのか不安に思う声も少なくない。

 ほかにも、社内で蓄積したデータをどう生かせばいいのか肝心のアイデアが出てこない、多数あるAPIやプラグインでカスタマイズしたいが完成度を高めるのが難しい――などが代表的なkintoneの課題だ。

 「独学で開発したアプリを、どうやって社内に定着させればいいのか分からないとの声も多く寄せられています。結果として利用を促せず、kintone担当者によって業務が属人化してしまったという例も散見されます」(齋藤氏)

 こういった複数の課題を解決するには、やはり外部の専門家の指導が効果的だ。社内で担当社員が勉強会などを開催しても、社員ごとに理解度が異なり、コアな部分まで到達できないことは多い。これはkintoneに限らず、他のサイボウズ製品にもいえることだろう。

初心者から経験者まで「発見」を得られる、クラウドユニバーシティ

 そこで実際に、多くの企業が採用しているのがクラウドユニバーシティである。メリットは「短期間で効率的に実践的なスキルが身に付く」こと。

 「ユニバーシティ」の名称通り、各ツールの研修はそれぞれ「キャンパス」と呼ばれ、「kintoneキャンパス」「サイボウズ Officeキャンパス」「Garoonキャンパス」など5つに分かれて、各ツールのプロフェッショナルが講師を務める体制をとる。その上でユーザークラスと管理者クラスといったように、受講者のレベルに合わせて研修が行える。

 中でもkintoneキャンパスは運用範囲が広い分、クラスは13種類とより細分化されている。標準機能を習得する「kintone基本1〜3」クラスのほか、連携サービスに応じたカスタマイズに関わる「開発・連携入門」クラス、「JavaScript開発」クラスなど段階を踏んで、もしくはレベルに応じて適したクラスを選択できる。JavaScript開発クラスの上位には「kintone開発者養成」クラスが存在し、実際にカスタマイズのためのコードを書いて試用環境上に実装、講師のレビューを受けることも可能だ。

kintoneキャンパスの13クラス kintoneキャンパスの13クラス

 なお、全クラスの研修はkintoneの30日間無料お試しアカウントに申し込みの上、進行するため、実際に手を動かす実践的な学びを得られる。豊富なクラスを設置することにより、企業、部署によって異なる「kintoneに求めるもの」を吸収できるほか、「kintoneでは何ができて、何ができないか」を理解できるため、kintone未導入の企業にも受講者は多いという。

 すでにkintoneをある程度、使いこなしている企業でも網羅的に学べるカリキュラムが用意されているため、初心者でも上級者でも新しい発見を得ることができる。特に独学で技術を身につけた受講者は、自分にとって必要な業務の範囲内に収まる機能のことしか知らない場合も多い。しかしクラウドユニバーシティで学び、広範な知識を得ることで、自業務には関係がないと思っていた機能も使い方しだいで活用可能との気付きを得ることもあるようだ。

 なお、kintoneキャンパスはサイボウズも採用している。特にサイボウズ社員がkintone導入を考える企業に対し、構築提案が行えるだけのスキルを学ぶ「システム構築ワークショップ」が活用されているというから、“本家お墨付き”の研修内容だと分かる。

受講者の「学びやすい」を実現させるための3受講形態

 クラウドユニバーシティの受講形態は、同サービスのスケジュールに合わせて1人から参加できる「公開研修」、スケジュールを指定しチームで参加できる「企業研修」、閲覧期間100日間の「eラーニング」の3種類だ。いずれの研修もほぼオンラインで実施されるが、特に公開研修と企業研修においては、リアルタイムで講師に質問できるため学びも深まる。

※コロナ禍でオンライン研修を中心に実施していたが、今後は順次オフライン研修も再開予定

都合に応じて選択できる、柔軟な受講形態も大きな魅力 都合に応じて選択できる、柔軟な受講形態も大きな魅力

 その魅力として、齋藤氏は「研修は少人数制のハンズオン形式で行われるため、実際にkintoneに触れながら生じた疑問をその場で解決でき、知識の定着を促せます」と語る。

 研修内容は、受講生からのフィードバック、またkintoneのバージョンアップや機能拡張などを受けて定期的にブラッシュアップしている。テキスト、カリキュラムに反映しきれない最新情報は講習時にフォローを入れるなどして、常に最新かつオリジナルな研修を提供している。

 このような細かな対応は、講師陣がいずれも各種ツールのプロフェッショナルかつユーザーであるため実現する。各キャンパスのカリキュラムの設計に関わった講師、使用されるテキスト作成に参加した講師、サイボウズによる認定資格「アソシエイト」試験対策テキストを執筆している講師などが在籍し、バラエティに富んだ有識者が得意分野の担当講師となって研修を進めていく。

研修と伴走型支援を活用しつつ、自己研さんの素地を作る

 類似の研修サービスは複数存在するが、中でもクラウドユニバーシティは研修実績8年と歴が長く、累計受講者数6000人以上、累計受講企業数約800社の実績を持つ。支持を得ている理由は多様なクラス設計や受講形態などさまざまあるが、特に好評なのが前述したオリジナルテキストを提供していることだ。

※2023年3月中旬現在

 「受講した方からは、研修実施前にテキストが配布されるので予習ができる、のちに自分でアプリを開発する際の参考資料になる、テキストに掲載された演習問題を解くことできちんとスキルが身についているか確認できるなどの声をいただいています」と齋藤氏は胸を張る。

 ほかにも、受講者からは「実際に手を動かし、講師のフォローを受けながらの研修で、実務に本当に役立つスキルが身についた」「少人数制なので、自社での活用パターンに合わせての質問もしやすい」などの声が寄せられているという。

クラウドユニバーシティの主な講師陣。いずれもサイボウズ製品ユーザーでもあるため、受講者目線に立った講習を得意とする クラウドユニバーシティの主な講師陣。いずれもサイボウズ製品ユーザーでもあるため、受講者目線に立った講習を得意とする

 これを受けて齋藤氏は、クラウドユニバーシティのカリキュラムは自社だけで作り上げているものではないと話す。

 「受講した方が抱く疑問、こういう使い方をしてみたいという要望は、私たち運営側からは出てこない講習を設計する際のアイデアにつながります。常にフィードバックを参考にしながら、より良いコンテンツを提供していきたいですし、『今必要と思われるクラス』を講師陣とともに開発していきたいと考えています」(齋藤氏)

クラウドユニバーシティ、伴走型支援サービスで自立型解決を促す

瀧村孝一氏(MOVED CMO) 瀧村孝一氏(MOVED CMO)

 一方で「クラウドユニバーシティは、継続して利用するサービスではない」。そう話すのは、同社でCMOを務める瀧村孝一氏だ。

 「受講者、受講企業さまには短期集中で研修を受けていただき、いったんは『卒業』してもらうことが重要だと考えています。その後は研修で得た知識、ノウハウを基に自社なりのツールの生かし方を検討してほしい。企業、部署ごとに必要とされるアプリや機能は異なりますから、結果として『卒業』を経て、自ら考えることこそkintoneやその他サイボウズ製品の効率的な活用につながる――というのが私たちの思いです」(瀧村氏)

 もちろん「卒業」する頃には、十分な知識を身につけられていることが前提だ。そこにクラウドユニバーシティが寄与できているという自信が、瀧村氏の言葉から伝わる。

 また、MOVEDでは伴走型業務改善トレーニング「ハタトレ」も展開する。これは働き方トレーナーが社内で業務改善を行う際の悩みに寄り添い、自立型解決を目指していく支援サービスだ。例えばクラウドユニバーシティを通しkintoneの使い方は理解できたが、自社業務に当てはめて考えてみたとき、既存の連携サービスを使えばいいのか、JavaScriptで開発するべきなのか最適解に迷う――という企業に対してアドバイスを行うこともある。

 「クラウドユニバーシティとハタトレを併用していただくことで、業務改善スピードを加速させている企業も多くある」(瀧村氏)といい、「卒業」後のフォロー体制も盤石だ。

 クラウドユニバーシティのように、ツールを使いこなすための研修サービスは「コスト」と捉えられることも多い。しかし、遠回りせず正解に辿り着くための効率化手段であると考えると、受講の価値は非常に高く、クラウドユニバーシティもまた、ビジネススピードの速い現代に適したサービスだといえるだろう。

 kintoneを導入したい、またはkintoneを使いこなせず困っているなら、一度クラウドユニバーシティの門を叩いてみてはいかがだろうか。

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