kintoneやAppSheetなど、自社に合ったノーコードツールを選ぶ秘訣は?

kintoneやAppSheetをはじめとするノーコードツールは現在、数多く存在している。しかし、豊富な選択肢の中から自社に適したツールをどのように選定すれば良いだろうか。自社にあった製品を探している業務リーダーに向け、それぞれの特性や選び方をUSEN Smart Works代表取締役社長の大下幸一郎氏に聞いた。

» 2024年02月20日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
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 予測不能なVUCA時代に突入し、ビジネスシーンにおいてもさまざまな変革が求められている。労働人口が減少する中、現場の業務負担軽減は注力すべき課題の一つだろう。自社に適したツールを導入し、これまで充てていた人員を他業務に回すなどの抜本的な改革が必要なのは言うまでもない。では、自社に合ったツールとは何か、どのように選べばいいのか。その方法やノウハウを、USEN Smart Works 代表取締役社長の大下幸一郎氏に聞いた。

USEN Smart Works 代表取締役社長 大下幸一郎氏

コストを抑えつつ現場で自らカスタマイズ

 USEN-NEXT HOLDINGSのグループ会社であるUSEN Smart Worksは、「働き方を一歩前へ」をビジョンに掲げ、前身組織時代の08年には日本展開直後であったGoogle Apps(現Google Workspace)の販売を開始し、12年にはサイボウズ製品の取り扱いを始めるなど多様なクラウドを提供している。

 約15年にわたり日本のクラウドサービス事業をけん引してきた同社。大下氏は「ノーコードツールの重要性が増している」と強調する。

 「テクノロジーが急速に普及している現代において、企業がさらなる成長を目指すにはデータの利活用やDXが重要な意味を持つことは言うまでもありません。しかし、従業員間のデータ共有がうまくできていない、収集したデータの整理が進まない、デジタル人材が不足しているなど、企業が抱える業務上の課題は多く存在します。

 これらの課題を解決する手段としてノーコードツールの重要性が増しているのです。需要の高まりを日々強く感じます」

 大下氏は、ノーコードツールの活用が課題解決につながる理由として「業務担当者が自らカスタマイズできる点」を挙げる。もちろんSIerにシステム開発を依頼するという選択肢もあるが、構築までに費用や時間を要してしまう上、システム稼働後に細かい仕様の変更が難しいという課題もある。ビジネス環境の変化が激しい現代において、日々の業務や働き方に合わせて仕様を変更したいと考える人は多いはずだ。

 「ノーコードツールで開発するとコストを抑えられる上、使い勝手が悪いと感じればかんたんに変更できます。項目の追加や削除など、随時カスタマイズすることで、より使いやすいものに仕上げられるでしょう。開発の際に要件定義書をエンジニアに渡す必要がなく、部門内で気軽に開発できるのもノーコードツールの魅力の一つです」と大下氏は力を込める。

ノーコードツール初心者が選びたいお薦めツールは?

 ノーコードツールの重要性、利便性などは理解できたはず。では、どのようなツールを選べばいいのだろうか。大下氏に尋ねると「当社が扱う製品だけでも、サイボウズの『kintone(キントーン)』やGoogleの『AppSheet』、Microsoftの『Power Apps』など多くありますが、当社では作り方、使い方に応じてお客さまにあった製品をお薦めしています。例えば、業務の台帳が手元にあり、マウス操作などでかんたんにアプリを作りたい場合はkintoneがお薦めです」と答えた。

 kintoneは、「ドラッグ&ドロップ」「Excelファイルを読み込む」「サンプルアプリから選ぶ」だけでシステムを構築できるため、初心者でも扱いやすい。kintoneは業種業態を問わず全国で導入されており、東証プライム上場企業の3社に1社が導入済み(22年3月時点)という実績を誇る。インストールするだけでkintoneの機能を拡張できるプラグインが豊富に準備されていることも大きな特長だ。

kintoneならITの専門スキルがなくてもかんたんにシステムを構築できる

 「kintoneを使用することで、ITに精通していない業務担当者も容易にワークフローを構築し始めることができ、その過程でITを掛け合わせたワークフローの構築技術を体系的に向上させられます。初めはkintoneで基本を学び、スキルが向上したら、より高度なカスタマイズが可能なAppSheetへとステップアップするのも良い選択肢です」

 AppSheetには、複数のデータを活用して業務に適したシステム開発ができ、大規模データ連携や関連データベースなどを構築できるという特徴がある。ノーコードツールの入り口はkintoneにしつつ、スキルが高まったら他のツールを試すなど、自社に合った方法を選ぶのがよさそうだ。

 また、23年夏よりGoogle Workspaceの全ての製品に「AppSheet Coreプラン」が含まれるようになった。Google Workspaceユーザーは、追加費用なくGoogle Sheetで管理しているリストを基に、2クリックでノーコードアプリを作り始められる点も大きなメリットとなる。

 ドラッグ&ドロップで項目の場所や配置、長さなどをユーザーの好みに合わせてかんたんに作成できるkintoneと、さまざまなデータにつないでカスタマイズができるAppSheetなど、活用できるノーコードツールは多様だ。製品と導入方法を自社の状況やニーズに合わせた形で検討できる。

漠然とした課題も「伴走支援」で解決!

 しかし、初めてのノーコードツールに不安を抱く人も多いだろう。その場合はUSEN Smart Worksの開発支援サービスを利用するのが有効だ。同社のサービスを活用すれば、kintoneやAppSheetなどのプロダクトを選定する段階から相談でき、「業務を楽にしたい」「ノーコードツールを使ってみたい」といった“やりたいこと”を提示するだけで実現に向けた道筋を共に立ててくれる。

 「極端な話『忙しい』という相談だけでも結構です。お客さまの業務内容や社内の状況などをヒアリングして、どのツールが適しているか提案します。多くのクラウドを提供できる当社だからこそ、分け隔てなくお客さまに適したノーコードツールを案内できるのです。その後は、伴走支援で完成までエスコート致します」

 同社は、メーカーと顧客の間にいるパートナーとして、製品と業務のノウハウを重ねている。パートナーエコシステムの中で対面開発や伴走支援、開発代行などのニーズに合わせて、きめ細かいフォロー体制の実現を目指しており、クライアントの継続的な業務改善を支援する。「お客さまが『働き方を一歩前進できた』と感じていただける価値を届けたいと常に考えています」

 既存の業務に課題を感じている読者は、気軽にUSEN Smart Worksの扉をたたいてほしい。働き方を一歩前へ進める提案をしてくれるはずだ。

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