できる! ビジネスマナー「取引先訪問はアポイントからお礼まで」:基本の基(2/2 ページ)
ビジネスパーソンであれば、アポイントをとるところから実際に訪問して、お客さまとコミュニケーションを円滑に行わなければいけません。この一連の流れをご紹介します。
訪問するときは、早めに行動しよう
アポイント当日。社会人として当たり前のことですが、訪問場所には10分前にはきちんと到着していることが肝要です。何があるか分かりませんのでいつも早めの行動を心がけましょう。また、上司、上役と同席する場合には10分といわず、もう少し前に到着していてもいいかもしれません。もちろん、同席者には分かっていても地図や時間はあらかじめ渡しておくことが重要な気遣いです。
そして、訪問先についてからの作法。たとえ、早めについたとしても受付から担当者を呼び出すのは待ち合わせ時間のせめて5分前程度にしておいたほうが無難です。先方も訪問を受けるにあたって準備がある可能性があり、ぎりぎりまで作業に当たっていると逆に失礼にあたるからです。
こうしてようやく先方とのアポイントが成立して打ち合わせに入ります。初対面であれば上司の紹介や自社の組織の紹介、名刺交換など一通りシミュレーションしておいて自信を持って、現場に赴くことが意外と役に立ちます。
訪問後はお礼の一言を
訪問した後、お礼のメールをしましょう。わざわざ、お礼文だけのメールを送らなくても、訪問の結果、打ち合わせの議事録や必要な資料をお送りすることが多いと思いますので、その時に「お時間をいただきありがとうございました」という一言を添えるだけで、印象が変わります。
ここまでがビジネスパーソンとしてアポイントから訪問までの最低限のマナーになります。この程度はできて当たり前という見方がされますので、フレッシュなビジネスパーソンであれば、これらのポイントを自ら体で覚えてルーティン化できるようにしておきましょう。
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