ニュース
木樽で熟成したビールが登場、ヤッホーブルーイング
ヤッホーブルーイングは10月14日に、ウイスキーやワインの木樽にビールを入れて長期熟成した「バレルフカミダス B-12」を発売する。
よなよなエールなどを扱うヤッホーブルーイングは10月14日に、ウイスキーやワインの木樽にビールを入れて長期熟成した「バレルフカミダス B-12」を発売する。ウイスキーやワインの熟成で使われた木樽をビールの熟成樽として利用する「バレルエイジ」と呼ばれる技法。「木の香りや、それまで木樽に入っていたお酒の香りが移り、ビールに複雑な味を与える効果がある」(同社)という。
今回使用しているのは、1950年ごろに日本に輸入され、さまざまなジャパニーズウイスキーを熟成してきた木樽。仕込んだ原酒は、製造から1年熟成させ、濃厚な甘みとボディの重みが特徴のバーレーワイン。昨年樽に入れ、定期的にテイスティングを行いながら、香りと味のバランスが整ったタイミングで今回の発売が決まった。「アプリコットやレーズンのような芳醇な香りと、円熟したモルトの甘みが広がり、樽由来のまろやかな渋みが味を引き締めている」(同社)
内容量は375ミリリットルで、価格は1300円(税抜)。アルコール分は11.5%。
関連記事
- なぜ日本人はウイスキーを「水割り」で飲むのか?
ドラマ『マッサン』効果でウイスキー市場が盛り上がっている。各社の売り上げが伸びている一方で、気になることも。それは「水割り」。海外の人たちは「ストレート」や「ロック」で飲んでいるのに、なぜ日本人の多くは水割りを好むのか。その理由は……。 - 最高醸造責任者に聞く、ギネスビールの“正しい”飲み方
アイルランドで生まれたギネスビールを飲んだことがないという人も多いのでは。そもそもギネスビールは他のビールのように、グラスに注いですぐに飲んでいけない。そこでギネスビールの最高醸造責任者に、“正しい”飲み方を教えてもらった。 - 輸出量7年で42倍! ニッカウヰスキーが海外で売れている&売ることができるワケ
ニッカウヰスキーの商品が売れている。「NHKのドラマ『マッサン』効果があって売れているんでしょう?」と思われるかもしれないが、日本だけでなく、海外でも売れているのだ。その理由は……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.