調査リポート
金銭面を気にしなくてよいなら 「住みたい街」はどこ?
毎年、各社から発表される「住みたい街」ランキング。その上位には常連駅が名を連ねるが、金銭面を気にしなくてよいなら「住みたい街」ランキングに変動はあるのだろうか。オウチーノ調べ。
毎年、各社から発表される「住みたい街」ランキング。その上位には常連駅が名を連ねるが、金銭面を気にしなくてよいなら「住みたい街」ランキングに変動はあるのだろうか。首都圏在住の20〜50歳の男女に聞いたところ「吉祥寺駅」がトップ、次いで「横浜駅」「新宿駅」と毎年公表される「住みたい街」ランキング上位の顔ぶれが並んでいることが、オウチーノの調査で分かった。
「吉祥寺駅」を選んだ人に、その理由を聞くと「交通の利便性がよいから」(20.4%)、「通勤・通学に便利だから」「商店街が多いから」「自然が多いから」(いずれも16.3%)が上位に。「『暮らしやすさ』と『都心へのアクセス』のバランスがとれた街であることが、『住みたい街』ランキングのトップを維持する理由なのだろう」(オウチーノ)。
「横浜駅」を選んだ人からは「交通の利便性がよいから」(28.1%)と「商業施設が多いから」(25.0%)が目立った。「新宿駅」については「交通の利便性がよいから」(38.7%)、「通勤・通学に便利だから」(25.8%)、「商業施設が多いから」(16.1%)と答えた人が多かった。
4位は「東京駅」、以下「池袋」「銀座」「自由が丘」「表参道」「恵比寿」「渋谷」という結果に。
インターネットを使った調査で、首都圏に住む男女557人が回答した。調査期間は9月17日から18日まで。
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