2015年7月27日以前の記事
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「スポーツ庁」が発足 初代長官は金メダリスト どんな仕事をするところ?

「スポーツ庁」が始動。初代長官はソウルオリンピック競泳の金メダリスト・鈴木大地氏だ。

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 新しい行政機関「スポーツ庁」が10月1日に発足し、初代長官としてソウルオリンピック競泳の金メダリスト・鈴木大地氏が就任した。2020年東京五輪・パラリンピックに向け、国のスポーツ振興を総合的に担う。

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初代長官は「バサロ」で名をはせた鈴木大地氏

 スポーツ庁は文部科学省の「スポーツ・青少年局」を廃止する形で同省の外局として発足。国のスポーツ関連施策を束ね、同省のほか国土交通省など各省庁から職員が集まり、民間から採用したスタッフも含む計約120人で始動する。

 「オリンピック・パラリンピック課「や「競技スポーツ課」、「健康スポーツ課」などが設置され、「諸外国に比べ弱いと言われる国主導の選手強化を担当するほか、スポーツによる国民の健康増進などにも取り組む。スポーツを通じた国際貢献を進める「国際課」も設けられた。

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スポーツ庁の組織図=Webサイトより

 鈴木氏の長官起用について、政府は「スポーツに実績と見識があり、スポーツ行政の顔として活躍を期待する」(菅義偉官房長官)と説明。史上最年少で日本水泳連盟の会長を務め、母校の順天堂大学教授として選手を育成した実績などが評価されたようだ。

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