JR東日本グループの日本レストランエンタプライズは(NRE)、フランス・パリの駅で日本の駅弁を販売する売店を12月1日から来年1月末までの期間限定でオープンする。海外での駅弁の可能性を検証するのが狙い。
日本の駅弁売店がフランス国鉄駅にオープンするのは初めてという。リヨン駅での販売を記念した「パリ・リヨン弁当」(15ユーロ)は、ご当地食材の「シャロレー牛」をすき焼き風に味付けし、フランス料理の前菜・主菜・主食・デザートを表現した和風弁当という。幕の内弁当や助六寿司、おにぎりなど日本の定番もそろえる。
NREはこれまでシンガポールと台湾で駅弁をイベント販売したことがある。フランスでは和食の人気があり、「BENTO」も知名度が高いことから出店する。売店にはイベントスペースを併設し、パネルなどで駅弁の歴史を紹介する。
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