クリスマスの夜は珠玉のジャズとともに:高木里代子の「ちょこっとJAZZ」(1/5 ページ)
いよいよあと2週間でクリスマス。そこで今回は素敵なクリスマスを演出するJAZZの名曲の数々をご紹介します。
皆さん、こんにちは。
師走に突入し、いよいよ2015年も終わりに近づいていますね。ビジネスパーソンの皆さんはお忙しく過ごしているではないでしょうか。
年末に向けて仕事が忙しい時期でしょうけど、一方で、忘年会やパーティなど楽しいイベントに心躍らせている人も多いのでは?
そんな中でもウキウキ気分を煽る一大ベントといったら、やはりクリスマスですよね。今回は、そんなクリスマスの時期にピッタリのJAZZアルバムなどをご紹介したいと思います。
「クリスマスも仕事だよ!」という多忙な皆さん(高木も同じく仕事ですが……)にも、JAZZを聴いてささやかなハッピー気分を味わってもらえれば幸いです。
古き良きJAZZの温もり
JAZZに詳しい方でなくとも一度は耳にしたことがある「ムーンリヴァー」(オードリー・ヘップバーン主演映画「ティファニーで朝食を」の主題歌となった曲)。この曲の歌唱でも有名なアンディ・ウィリアムス氏は御年84歳で亡くなるまで生涯現役で歌い続けた素晴らしい米国人歌手です。
こちらのアレンジは、キラキラしたイルミネーションが街に輝く季節に、心踊らせる豪華なオーケストラと、温かい歌唱がバッチリの、クリスマス気分を盛り上げてくれるナンバーです。
続いてご紹介するのは、「クリスマスソングの王様」とも言われるJAZZ歌手、ビング・クロスビーです。
第二次世界大戦中の1942年に発売されたこの「ホワイトクリスマス」は、リメイク版を含めて全世界で4500万枚超の空前のヒットとなりました。世界中の人々が戦時中の恐慌で不安に包まれる中、こういったホッとする歌声に心の拠りどころを求めた人が多かったのでは。今の時代に聴いても、やはり心躍る何かがあります。
お次はこちら。サラ・ヴォーン、アニタ・オデイ、カーメン・マクレエを「歴代3大女性JAZZボーカル」と言ったりしますが、高木的には、エラ・フィッツジェラルドを加えて「4大女性JAZZボーカル」と呼んでいます。
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