調査リポート
2015年、転職して年収がアップした人はどのくらいいるの? (2/2 ページ)
2012年以降、転職希望者が獲得する内定社数は年々増えていることが、パソナキャリアカンパニーの調査で明らかになった。転職時期別の状況をみると……。
転職して年収が増えた人
転職時に前職の年収よりも増えた人はどのくらいいるのだろうか。「年収が上がった」と答えたのは51.6%、「100万円以上上がった」という人も14.2%いた。転職した時期別にみると、転職時期が最近になるほど「年収が上がった」人が増えていて、2015年は58.1%が年収アップでの転職に成功している。「転職市場が活況なことを受け、転職者側が良い条件で転職しやすい状況になっているようだ」(同)
ボーナスの支給額が転職に影響した人はどのくらいいるのだろうか。「影響した(とても+やや)」と答えたのは65.6%。年代別にみると、若年層ほど影響する人が多く、年代が上がるほどボーナスなどの金銭面以外が転職のきっかけになるようだ。
インターネットを使った調査で、2012年から2015年の間に転職をした25〜44歳の男女891人が回答した。調査期間は11月26日から30日まで。
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