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福島競馬場、シニアカード会員3168人分の個人情報入りUSBメモリを紛失
福島競馬場が「福島競馬場シニアカード」に登録した会員3168人分の氏名、住所、電話番号、生年月日などの個人情報を紛失したことを発表した。
日本中央競馬会は(JRA)は12月20日、福島競馬場が「福島競馬場シニアカード」の会員3168人分の個人情報を記録したUSBメモリを紛失したことを明らかにした。
USBメモリには、同カード会員3168人分の氏名、住所、電話番号、生年月日などの個人情報が保存されており、一部には自己申告による持病やかかりつけの病院の情報も含まれているという。
JRAによると、USBメモリは福島競馬場スタンド1階整理本部で業務上使用。13日午後4時50分ごろ、紛失に気づいたという。福島競馬場は「普段は机の引き出しにしまうが、その日はPCの脇に置いたままにしていた」としている。その後見つかっていない。
USBメモリは競馬場内の業務用PC以外で中身を見ることができないようセキュリティ対策を講じており、現時点では個人情報の第三者への流出や不正使用といった二次被害は確認されていないという。該当者には封書で謝罪を送付する。
シニアカード会員は65歳以上が対象で、シニア席が無料になるほか、指定席の割引などの特典がある。
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