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タレントマネジメントが注目されるようになった背景(1/4 ページ)

経営環境が激しく変化していく中で、企業はますます人材を効率的に活用していかなければいけない。では、どうすればいいのか。近年日本企業の間にも広まりつつある「タレントマネジメント」について、インテリジェンスHITO総合研究所の渕田任隆氏に話を聞いた。

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 市場の多様化、需要の縮小、競合企業の増加、多角的事業展開やグローバル展開の必要性……。こうした荒波を乗り越えていくためにさまざまな能力を持つ人材を効果的に活用して、生産性の向上や新たな価値の創造を考えていくことは、経営者にとって2016年も大きな課題だと言える。

 企業の成長や事業継続性の拠り所となるのは間違いなく人材の力であり、人材一人ひとりの能力を企業のどのようなポストで活用していくかという選択を誤れば、その企業は停滞や衰退を余儀なくされると言っても過言ではない。企業の未来を担う次世代のリーダーを育成することも、大きな課題だ。


人材を効果的に活用することは企業にとって大きな課題(写真はイメージです)

 このような課題に対するひとつの答えとして注目されているタレントマネジメントは、欧米の企業から生まれ、既に日本企業の多くも導入している考え方だ。企業はどのような考えや目的のもとでタレントマネジメントを導入し、また実際に成功している企業はどのような形で実践しているのだろうか。インテリジェンスHITO総合研究所の執行役員である渕田任隆氏にお話をうかがった。

 渕田氏は人材関連を専門とし、20年以上に渡りヒューマンリソース分野のサービス構築・提供に関わってきた。前編では、タレントマネジメントが注目されるようになった背景や、日本企業の導入事例などについてまとめる。

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