文部科学省と厚生労働省は1月20日、今年3月に卒業する大学生の昨年12月1日時点での就職内定状況を発表した。
就職内定率は、男女合計で80.4%(前年同月比0.1%増)と、5年連続で改善。リーマン・ショック前の2008年同期(80.5%)とほぼ同水準となった。
男女別では、女子が82%(同0.1%増)で過去最高水準を記録した。男子は79%(同0.1%増)。地域別では、関東地区の就職内定率が最も高く86.8%(同1.2%増)だった。
調査は全国の国立、公立、私立大学の62校から抽出して実施した。
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