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サイバーエージェント、映像配信サービスを開始 2年以内に1000万人ユーザー目指す
サイバーエージェントは、映像配信プラットフォーム「AmebaFRESH!」を提供開始した。2年以内に1000万人ユーザーを目指すという。
サイバーエージェントは1月21日、映像配信プラットフォーム「AmebaFRESH!」の提供を開始した。幅広いジャンルの生放送コンテンツをPCやスマホから無料で視聴できる。
スポーツチーム、政党、ゲームメーカー、テレビ局などの各企業や団体がそれぞれチャンネルを持ち、映像コンテンツを配信する。また、企業とのコラボによるオリジナルコンテンツも提供していく。
現時点で約200チャンネル、1000番組を用意。配信主となる事業者の受付を随時行い、年内に1000チャンネルまでの拡大を予定している。また、同社のネットサービス「Ameba」の「アメーバブログ」などを活用して、月間4000万人を超えるAmebaユーザーにオススメ番組を紹介していくことで視聴者の拡大を狙う。
今後は、有料チャンネルの開設や広告の導入による配信主への収益還元、一般利用者による映像配信も予定している。
昨年は世界最大の動画配信企業の米ネットフリックスが日本に上陸し、LINEが「LINEライブ」をスタートさせるなど、動画配信サービス市場での競争が激化している。同社は2017年中に利用者1000万人以上を目指すなどして、競合サービスを追随していく。
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