東武鉄道は、沿線の施設名などを「副駅名称」に採用し、広告媒体として活用する。第1弾は1月27日から導入し、東上線の東武練馬駅では正式な駅名とともに「大東文化大学前」という副駅名称を駅名標板に表示する。
東武練馬のほか、東上線の高坂駅では「大東文化大学東松山キャンパス前」と、それぞれ同駅が最寄りの大東文化大学を副駅名称として採用。2月1日からは東上線の霞ヶ関駅で「東京国際大学前」と表示される。
まず東武本線の26駅と東上線の9駅を対象に副駅名称権を販売。対象は今後増やす。「最寄り駅であることを分かりやすくするとともに、地域と当社の鉄道路線がより多くのお客様に親しまれることが目的」という。
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とてつもなく楽しいニュースだ。東武鉄道が2017年を目標に蒸気機関車の運行を準備しているという。JR北海道で活躍の場を失った機関車を借り受け、ついに大手私鉄がSL観光列車に名乗りを上げた。その背景に、東武鉄道のシニア顧客獲得がありそうだ。
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