今年もらった「お年玉」の額が、増えた子どもはどのくらいいるのか。「増えた」という子どもは昨年より2.2ポイント増え38.7%、一方「減った」と答えたのは2.1ポイント減の11.7%となり、1998年に行った調査以降最も低い割合になっていることが、京都中央信用金庫の調べで分かった。
もらった金額(一人当たりの平均金額)をみると、昨年より206円減少し3万5035円と調査を始めてから最も低い金額となった。「小学生」「高校生」以外が減少し、このうち「園児」は昨年よりも3455円減少した。
ちなみに、高校生の平均が4万7866円、中学生が4万1880円、小学生が3万3245円、園児が2万6004円という結果に。お年玉のうち預金した金額を聞いたところ、一人当たりの平均金額は2万4042円。一方、預金していない子どもは18.5%いた。
次に、預金はどのくらい貯まりましたか? と聞いたところ、一人当たりの平均金額は昨年より6533円減少の7万8285円となり14年ぶりに8万円を下回った。預金をしていない割合は、0.3ポイント増加の4.5%だった。
同信金に来店した子ども1161人が回答した。調査期間は1月5日から7日まで。
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