「新卒入社してよかったなあ」と思う上場企業ランキング
就職・転職のための企業リサーチサイトを運営するヴォーカーズは「新卒入社して良かった上場企業ランキング」を発表した。
就職・転職のための企業リサーチサイトを運営するヴォーカーズは「新卒入社して良かった上場企業ランキング」を発表した。上場企業に就職した「新卒入社」社員による会社評価を基に集計したところ、1位は「三菱商事」、次いで「住友商事」「リクルートホールディングス」であることが分かった。総合商社はほかにも「伊藤忠商事」(8位)、「三井物産」(9位)、「丸紅」(17位)とトップ20に5社がランクインした。
4位は「アステラス製薬」、以下「大阪ガス」「日本郵船」「コスモスイニシア」が続いた。
サイトに寄せられたコメントをみると「入社理由の妥当性」について「妥当であった」という答えが多かったという。「学生側の就職活動における企業研究、企業側の真摯(しんし)な情報発信、両者の『入社前と入社後のギャップ』をつくらない努力が高い満足度につながったようだ」(ヴォーカーズ)
三菱商事で働く男性(営業)からは「入社時のイメージと実際の仕事はほぼ同じであった。ただ、多岐に渡る部門があるので、必ずしも希望の部署に配属とならない可能性もあり、この点は認識しておくべき」、リクルートホールディングスで働く女性(営業)からは「入社理由は妥当だと思う。ただし、男女平等ということは、女性だからといって特別視されるわけではなく、男性と同じように結果が求められる。時短などの制度はもちろんあるが、予想より短い時間の中で結果を出していくのは難しい。家庭を持ちながら仕事を続けるのはよほどのタフネスでないと厳しいと思う」といった声があった。
本調査は、上場企業589社で働く新卒入社の社員(2万2618件)のデータを集計した。期間は2007年7月から2016年2月まで。
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